電送人間 07105
電送人間
1960年 福田純 監督 円谷英二 特技監督 田中友幸 制作 池野成 音楽
東宝スコープ &パースペクタ・ステレオフォニック・サウンド
鶴田浩二 白川由美 平田昭彦 中丸忠雄 土屋嘉男 河津清三郎
今作でも、白川由美さんのシミーズ(?)姿、ちらっと見れますが、「美女と」と言うほどには、活躍しません。 「おいちゃん」松村達雄さん、ちょい役。
パースペクタ・ステレオフォニック・サウンドというのは、5.1チャンネルサラウンドでは、正しく再生されないと言うことですが、センターてかウーハはすごく増幅されます。
これも本格派サスペンスです。 ただ、犯人が、、、電送人間、、、
怪獣・特撮インデックス
電送人間とは、「ザ・フライ」のポッドでの理論と同じです。しかしこの映画では、人間の細胞を、分子、電子に分解して送り、再構築するという理論的裏付けは語られません。 電送。FAXで写真を送ってくるというシーンがあるのですが、このことを「電送写真」と呼んでいました。 とにかく、またまた実写版「3丁目の夕日」という感じ。
多摩川園のスリラーショウ(お化け屋敷)、白昼堂々と殺人事件が起こる。遺留品は軍隊の認識票とメモ、メモには「軍用行李」。「行李」って、ATOKの変換候補にはありますが、初めて聞く言葉、、、と思っていたら、服なんかを入れたりする箱、だったんですね。それなら知っています。で、凶器は旧陸軍の「銃剣」。それから、、、もう、これが傑作、軍国キャバレー「大本営」ですyo。 表に立っているのは、黒服じゃなくって旧日本歩兵。中でやっているのは金粉ショウ。カクテル(?)の名前は「焼夷弾」。もっと良い酒もってこいよ、と言うと、「ミサイル」。「ただいまお持ちします」は「ただいま輸送してまいります。」 もうストーリー以外で、飽きさせません。
電送に関する論理的説明は乏しいのですが、クライオートロンという、トランジスタに代わるもの、というのが出てきます。しかしこれは、絶対温度4.2度でないと機能しない。 ここがミソで、電送人間の送電先には、必ず冷凍庫の大げさなのが必要になってきます。
ぁ、サスペンス、ストーリーの方はね。終戦日当日の恨みを晴らすというもので、なかなかまともなストーリーです。 おもしろいですyo。
あとね、久しぶりに聞いた「いらはい、いらはい」と言う言葉、これって、なんの略??
Posted by nekohimeja at 01:11
│
Comments(16)
│
TrackBack(9)
この記事へのトラックバックURL
この記事へのトラックバック
☆☆(4点/10点満点中)
1960年日本映画 監督・福田純
ネタバレあり
映画評「電送人間」【プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]】at May 06, 2007 03:34
いわば・・・「ファクシミリ」みたいなもの・・・いや、やっぱ「テレビ」かな?(笑)
電送人間 (1960) 85分【極私的映画論+α】at May 06, 2007 07:12
物体電送機とは、ザ・フライなどでお馴染みのテレポートの機械です。
これを使って復讐劇を企てるこのお話、人間が別の場所に転送するわけだから、そのまま同じ人間として描いてもいいとは思うんだけど、そこは東宝特撮チームが放つ 変身人間シリーズ、人間が転送するシーン...
電送人間 ( 1960年 / 日本 )【くんだらの部屋】at May 06, 2007 10:17
「テレビが面白くない時、見たくなる映画」ってありませんか?例えばお仕事が終わって
60式どこでもドア【オタクイーンの「恋するネヴュラ」】at May 06, 2007 14:57
『電送人間』 福田純監督 ☆☆☆
東宝の『変身人間シリーズ』三部作の第二作目、『電送人間』をDVDで鑑賞。これで三部作を全部観たことになる。他の二つと違い、これだけ監督が本多猪四郎じゃない。福田純という監督は後年『ゴジラ対メカゴジラ』などを撮った人だが...
電送人間【アブソリュート・エゴ・レビュー】at May 07, 2007 00:33
沢村いき雄がいきなり良い味を出して演じるのがまずは嬉しい東宝怪奇人間シリーズの第二作目となるのが『電送人間』です。彼が演じていたのは遊園地に必ずあるお化け屋敷の親方でしたが、この劇団にもし堺左千夫、佐田豊、大村千吉らが入っていればさらに大笑いしたかもし...
残された旧日本軍の認識票と、殺害に使われた銃剣が被害者に共通する謎の連続殺人事件。
この事件の真相を追究する新聞記者と刑事の姿を描く。
円谷英二が、特技監督として関わった映画。川崎市市民ミュージアムで見逃したので、レンタルで観た。
終戦から15年経ったと...
電送人間【聴きたい、観たい、浮かびたい】at May 22, 2007 00:47
「電送人間」(1960、東宝)DVD観ました。
こんな映画です→電送人間-goo映画
中丸忠雄の怪演がいい。新聞記者役の鶴田浩二は悪くはないですが・・・検索するとこういう役は全部佐原健二でいいと書いている人がいま??
電送人間【くまぞう雑記帳】at July 15, 2007 10:33
電送人間関沢新一 福田純 鶴田浩二 東宝 2005-05-27 科学が生む悪魔、怪電波に乗って計画犯罪遂行! 水、電気、ガスと続く"怪奇・変身人間シリーズ"第2弾であり、ゴジラ映画でもお馴染みの福...
電送人間 (昭和35年・1960)【Godzilla and Other Assorted Fantastic Monsters】at September 25, 2007 20:13
この記事へのコメント
TB&コメント有難うございました。
私は10点満点の4点ですが、面白かったですね。
私は世間で評価の高い「マタンゴ」「美女と透明人間」は全く駄目で、寧ろ評価の低いこちらのほうが好きですね。監督が違ってこちらのほうが話の見通しが良いんです。
>いらはい、いらはい
省略ではなくて、「いらっしゃい」の方言ですね。
昔はどこの家庭にも「行李」はあったもんです(笑)
って・・・我が家にはなかったけど(爆)
しかし・・・こんなに長い時間映画の中で「金粉ショー」を見たことは過去になかったなぁ(笑)
鶴田浩二って男前だよね(笑)
軍用キャバレーはおもしろかったですね〜
ピンクサロン「大本営」はどうです?
軍服エロバージョンのS嬢たちが待ってる、“軍事オタク"and“M男"たちで賑わうかは知りませんが・・・(笑)。
しかし、うちのブログはいつもエラー出てるんですか?
う〜ん、よわりました。
「電送人間」は、確かに戦争という事実が色濃く残っていた時代背景を抜きにしては語れません。
現在の目で見てアナクロに感じる「終戦」の響きや「キャバレー」「大本営」など時代の意匠を楽しめるのも、クラシック映画の大きな魅力ですね。
オカピー さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
ぁ、いらはい??
マタンゴは、舞台が舞台なんで、このシリーズとは一線を画する気がします。
美女と透明人間?多分それ、見たことないんで、見たいですねぇ、、、
てか、いらはい、どこの方言なんですか??
しんちゃん さま、
うちにはあるんです、柳行李。
てか、こんな字だとは、知りませんでした、、、
金粉ショーなんて、見たことないですyo、、、
鶴浩、あたしは、趣味じゃないなぁ、、、
ポン太 さま、
ピンサロ大本営、
じゃ、ドイツ軍ですね??
そういうご趣味、おありなんじゃないの??
ぎゃははは!!
オタクイーン さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
ですよねぇ、、、戦争。
でもこの映画は、大丈夫?と思うほど、おふざけが過ぎるような気が、、
当時は、こんなんだったんでしょうかねぇ、、、
これは正統派のサスペンス物でしたね。
この頃はまだ、特撮映画もお子さま向けオンリーではなかったというのが良くわかります。
『ゴジラ』系統の作品ほど力が入っていない分、一般的な観客は見やすいのかも。
エクスカリバー さま、
この作品だけじゃなく、変身人間シリーズ、
どれもストーリーがしっかりしていると思います。
ただ犯人が、、、ですケド、、、
猫姫様、TBとコメントをありがとうございました。
あの走査線の走り具合のなんともいえない人間臭さが堪りません。あれ紙を切って、フィルムに貼ってたそうですね。
同一時間であるはずなのに片方が夜中で、もう片方が早朝にしか見えないなど時間設定のいい加減さがいかにも福田監督らしい!?
ゴジラファンの敵である福田監督もここでは良い仕事をしていますね。奇跡かもしれません。ではまた。
用心棒 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
時間が違うという点、
あたしはこういう、
昼間にとって明暗だけで夜中に見せるという、低予算映画、いっぱい見ているので、
ゼンゼン気にならなかったんです。
今でも多いですyo。こういうやり方。
こんにちは!
低予算映画といえば、河崎実監督作品の物凄さをご覧になられたことはありますか?
『コアラ課長』『いかレスラー』などを見たときは「どうやったら、あんなにつまらないクズを量産できるのだろう?」とある意味感心しました。
おなじクズと呼ばれる作品でも、エド・ウッド監督作品は彼の真面目さとセンスのなさが彼の映画に絶妙な味わいを与えているように思えます。
B級と呼ばれる作品でも、少ない予算の中でスタッフが精一杯良い物を作ろうという気概を感じる作品に巡りあえるととても嬉しい気持ちになりますね。
反対に巨額の予算と宣伝費をかけても、内容がダメなものを映画館で観るとなんともいえない脱力感が襲ってきます。
ではまた。
用心棒 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
河崎監督、ヅラ刑事とマチ子先生以外は、押さえています。
かにゴールキーパーは、かなり好きです。
エド・ウッド??
死霊の盆踊りの脚本ですか?
監督作品は、ちょっと古すぎるなぁ、、、
死霊の盆踊りは、課題のひとつです。
猫姫様、こんばんは。
『死霊の盆踊り』は除外しましょう!ありゃ、たぶんお酒と薬物を大量摂取しながらの仕事?でしょうし。『グレンとグレンダ』は今の目で見ると結構まともですし、『怪物の花嫁』はなんとか我慢できます。『プラン9〜』はちょっとだけ出てくるベラ・ルゴシの在りし日の姿を拝めるだけで良しとしましょう。
B級かどうかは分かりませんが、ホドロフスキー監督の『エルトポ』『ホーリー・マウンテン』『サンタ・サングレ』の三本は奇妙な魅力を持っています。真夜中にアメリカ式のドライブインシアターとかで観れば盛り上がったのでしょう。
ホラーとカルトは疲れた日の夜中に見るのが一番かも?
ではまた。
用心棒 さま、
いろいろありがとうございます!
死霊の盆踊りは、レンタルされている確率が高くって、
いまだに未見なんですよねぇ、、、
そんなに止められると、ますます見たくなります!
私は10点満点の4点ですが、面白かったですね。
私は世間で評価の高い「マタンゴ」「美女と透明人間」は全く駄目で、寧ろ評価の低いこちらのほうが好きですね。監督が違ってこちらのほうが話の見通しが良いんです。
>いらはい、いらはい
省略ではなくて、「いらっしゃい」の方言ですね。