May 06, 2007

ガス人間第1号 07106

ガス人間第1号

1960年   本多猪四郎 監督  円谷英二 特技監督  田中友幸 制作  宮内國郎 音楽
東宝スコープ &パースペクタ・ステレオフォニック・サウンド
三橋達也 八千草薫 土屋嘉男 佐多契子 左卜全 松村達雄 塩沢とき

この映画をどうして、「美女と」ガス人間にしなかったの??

もう、八千草薫 さん、めっちゃくちゃきれ〜!!

でもなんだか、今にも「ポリデント」と言いそうな感じはします、、、

 

怪獣特撮インデックス


もうねぇ、この映画は、八千草薫 さんの美しさに尽きるでしょう。 で、液体人間、電送人間で刑事だった土屋嘉男 さんがガス人間。 この映画の中では、ガス人間のことを「ミュータント」と呼んでいます。

冒頭、五日市街道を逃走する銀行強盗犯の車とそれを追跡するパトカー。犯人のクルマは道から飛び出して転落。しかし犯人の姿はない。あたりを見れば、1軒の民家が。民家を探ると、突然、夜叉の面で踊る絶世の美女。 冒頭から、立派なサスペンスです。

いぁいぁこの映画、実際には、若き絶世の美女である家元と、人体実験の被験者にされてしまったかわいそうなガス人間第1号の、美しくも悲しい、愛の物語なのです。

実力はありながら、その若さと美貌故に弟子達から見放された春日流家元、このままでは発表会をひらくお金もなく、流派を守ることも困難な状態。そんな家元を支えるため、ガス人間は銀行強盗を働き、資金を援助する。 そうとは知らず家元は、そのお金を堂々と使う。そのお札の番号から足がつくんだケド、容疑者として逮捕されながらも、パトロンに関しては黙秘する。いつしか、愛が芽生えていたのだ。

ガス人間になってしまったいきさつは、悲しく悲惨なことだったが、ガス人間になったからこそ、美貌の家元と関係を持つことが出来た。そして家元も、ガス人間であることを知っても、その愛は変わらない。 ラストはホント、悲しい愛の結末、という感じ。 で、瀕死の重傷で這い出てきたガス人間が、家元だったのには、びっくり! いぁいぁ、深いストーリーなんです。

ただね、思いのままにガス化出来るというのは良いんですケド、透明人間と違って肉体が気化するわけで、これは液体人間も一緒なんだケド、着ている服の扱いがねぇ、、、1回は、ガス化しながらも人間の形を保って、服を着たまま鉄格子を抜けるという技を披露しましたが、あとは服を残して霧散してしまうんです。で、すぐに別のところに、ちゃんとネクタイしめて出てくる。 このあたりがねぇ、、、ちょっと、、、

このシリーズ、てか、こういう古い映画は、やっぱり当時の社会を見られるというのが、楽しみの1つでしょ。CGじゃない、実際の昭和。 えと、これって聞いたことあるんだケド、「ハバハバ」って、「急げ!」と言う意味でしょ?元はなんて言う言葉?英語?

あ、そうそう、この映画では、1万円札が出てきます。どっちだったか忘れたケド、前の2つのうち、どちらかでは、5千円札迄しかないような台詞が出てきました。1958年発行なんですね。

塩沢ときさんねぇ、多分、分派した踊りのお師匠さんの奥さまだったと思う。


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この記事へのコメント

猫姫さん、
おはようございます!今朝はちゃんとパンツはいてました(*^_^*)「ガス人間かよ!」
八千草薫さんはやっぱり”日本のお嬢さん母”てなイメージですが?
ハバハバ知ってますよ!昔、父親がよく使ってました。早く早く・急げ急げ意味でしょうね!
米兵俗語と聞いた様な気がします。父は進駐軍でボイラー技士でした。
でも母は中国語と行ってました!
今日は「エイパパ家族関係」コメになりました(^_^;)
Posted by エイパパ at May 06, 2007 06:47
しっかしまあ、次から次へと…ほんま姫少佐には感心します。

70年代、私が小学生の頃大阪では土日の夕方といえば、この手の映画か海外のSF映画(なかでも50年代のはさんざんやってた)、またはSFテレビ番組(アウターリミッツとかトワイライトゾーン)がよく再放送されてました。
だから『ガス人間』は何度も観たような記憶があります。途中は忘れてるのに、ラストの映画館のシーンは今も鮮明に覚えてます。

よく考えたらかなり贅沢な時間帯なんですよね。
でも、版権のせいか、不思議とゴジラシリーズはやらなくて、昭和ガメラか姫少佐が最近観まくってるようなヤツか、あとはウルトラシリーズのオンパレードでしたねえ。

俳優さんのラインナップ見てると、黒澤映画でもよくみる顔ぶれですね。
Posted by よろづ屋TOM at May 06, 2007 07:00
 第一号の「第」が悔しいです(笑)

この映画の八千草薫・・・恐ろしいくらいの美しさですよね。
しかし・・・どんな理由があったにせよやはり殺人はいけません(笑)
Posted by しんちゃん at May 06, 2007 07:55
 人里離れたお屋敷の所在地、吉祥寺ですよね。@@;
Posted by ろっく at May 06, 2007 10:56
猫姫さん、ありがと〜〜う!!(*^^*)
あ、字体変えましたね!?

今、再見しました。
確かに着物を着てましたね〜、、、なんとホントに家元だった!(^^ゞ
「ガス人間かと思ったら、家元だった」というラストだったのですね。
思わず顔を背けたくなるようなこっちのラストの方が断然イイです。
ぁ、勝手に間違えたのは自分なんですが、、、(笑)。
Posted by ポン太 at May 06, 2007 11:09
私はこの「ガス人間」に関してはちょっと違う考えを持っていまして。「悲しい愛」と言うよりは「歪んだ愛」とでも表現したくなるような、どこか病的な湿度の高さを感じてしまうんですね。
あのラストにしても「悲恋」と言うよりは「世間に追い詰められた二人の破滅」的な意味合いに受け取れてしまうんですよ。
警察の動きを推測できた水野はあの場所から逃げ切れるとは思っていないし、観客の居ないホールで踊る家元は、きっと自分の流派が復興するとは思っていないでしょうし。
二人とも明日が無い訳です。
その演目は「情鬼」。
「愛」では片付けられない「情」の「鬼」。
歪んだ人間達の末路を感じさせるラストだったと思います。
Posted by オタクイーン at May 06, 2007 15:25
エイパパ さま、
で、今は? 日本にいるんですか??
そか、、、ハバハバって、やっぱり英語なのね。
良かったじゃないですか。
お父さまの「中国語」聞き慣れていたから、
中国進出出来たんでしょ?
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 06, 2007 20:05
よろづ屋TOM さま、
へぇ〜、、、TVで??
でも、東宝特撮シリーズとか、ガメラシリーズも、
DVD、安くならないんですよねぇ、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 06, 2007 20:07
しんちゃん さま、
一緒一緒!!
あたしも漢字パレットで探したんだケド、
なかったです、、、第の略式。
ホント、美しいですよねぇ、、、今も、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 06, 2007 20:08
ろっく さま、
え〜??うそうそ??
もっと先じゃないんですか??
吉祥寺??
う〜ん、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 06, 2007 20:09
ポン太 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
でしょ?でしょ?
家元だったでしょ??
あたしも2,3回、見直したんですyo。
なんか、深いですねぇ、、、
てかフォント、変えていませんけど、、、
変わったのなら、ポン太 さまの方の設定かと、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 06, 2007 20:11
オタクイーン さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
歪んだ愛、その通りだと思います。
でもあたしは、最後のシーン、
死の決意をしていたのは藤千代だけ、だと思いました。
ガス人間は、全然そんなこと思っていなかった、
そんな感じでした。
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 06, 2007 20:13
これは哀しいお話でしたね。
続編の企画もあったようですが、実現はしませんでした。

余談ですが、この作品の音楽を担当したのが昨年亡くなられた宮内國郎さん。
この後、『ウルトラQ』や『ウルトラマン』に起用されるのですが、
両作品にはこの映画の音楽も流用されています。
Posted by エクスカリバー at May 06, 2007 21:33
こんばんは!

八千草薫さん、キレイですよね!今まで現在の姿しか知らなかったので、これで改めて人気女優たる所以がよく分かりましたよ。あれなら人気も出ますし、ガス人間も惚れるってもんです(笑)
Posted by ミツ at May 06, 2007 23:39
エクスカリバー さま、
これやっぱり、悲しいですよねぇ、、、
美女と野獣系と言うことですね。
音楽、クレジット書き込むことにしました。
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 06, 2007 23:42
ミツ さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
ホント、お美しいです、、、
白川由美さんは、体全体で色気を漂わせていた感じですが、
八千草さんは、お顔もきれいですが、
仕草、しゃべり方が、ステキですねぇ、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 06, 2007 23:43
猫姫さま、TBありがとうございました。こちらも「液体」「電送」「ガス」全部TBさせていただきました。

で、「ガス」のラスト、やっぱりあれ家元ですよね? そうですよね? 自分のブログにも書いたんですが、あの死に顔がどうしても家元に見えるんで、どういうことだろと思って色々検索したんですが、世間一般の解釈は「ガス人間が一人で這い出てきて死んだ」みたいでした。あれが家元だという意見を自分以外に初めて発見してとても嬉しいです。

で、私は「ガス人間はガス化して息もたえだえとなりながら家元の体をあそこまで運び出したが、自分も力尽きて一緒に死んだ」というラストだと思ってます。哀しい。
Posted by ego_dance at May 07, 2007 01:02
ego_dance さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
最後、絶対に家元、ですよね。見直して確認しましたもの。
なるほど、、、ガス人間が運び出した、、、
あたしも良くわかりませんが、
家元は、情鬼となると共にガス人間になった、
あるいは、ガス人間を乗っ取った、または、
ガス人間と一体化して、来世で一緒になった、
そんな感じ?かな??
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 07, 2007 02:53
猫姫さま
TBありがとうございました
おもしろいブログですね!
特撮ファン必見かな
Posted by モイラ2007 at May 07, 2007 13:04
モイラ2007 さま、
ありがとうございます!
いまちょっとね、集中特集って、感じです。
でもうちは、こういう映画の方が、多いかな?
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 07, 2007 14:40
こんばんは〜
「ガス人間第一号」のラストシーン、
皆さんのコメントを読んで、早速、再見しました。
う〜ん!倒れてる顔が、家元の美しい顔に見える。
ほんとに、そうだ。
ず〜と!ガス人間が這い出てきたものだと思ってました。
深い意味ありげな、見ようのあるラストですね。
Posted by カイ at May 22, 2007 21:03
カイ さま、
でしょ?でしょ?? 家元でしょ?
ということは、ガス人間は逃げおおせた、、、
深いですねぇ、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 23, 2007 10:51