May 25, 2007

モスラ対ゴジラ 07120

モスラ対ゴジラ

1964年(東京オリンピック )  本多猪四郎 監督  円谷英二 特技監督  田中友幸 制作  伊福部昭 音楽
宝田明 星由里子 小泉博 藤木悠 佐原健二 ザ・ピーナッツ 田崎潤 田島義文

オープニング、タイトルバックは台風8号で荒れる海、そして音楽はゴジラのモチーフ、そこから突然モスラのモチーフに、、、さすがの重厚さ、迫力です。

前作「モスラ」では、香川京子さんが、当時珍しかったであろう女性カメラマンという役柄のヒロインでしたが、今回は星由里子さんが、またまた女性カメラマンのヒロイン。 たしかこの年、「すみちゃん 」としての出演が、無かったんですよねぇ、彼女。

怪獣特撮インデックス


最初に現れるのは、モスラの巨大な卵。これだけでワクワクするのですが、そのうち放射能が確認されて、地中からゴジラが! あ、そうだ! これってゴジラも出てくるんだった! って感じで、うれしさがこみ上げてくるんです。

モスラですが、前作との関係が、イマイチわからない。 この映画に出てくる成虫の個体は、前作「モスラ」で羽化した個体ではないようです。 でも、モスラという怪獣の存在は知られているみたい。ただし、前作は無かったものとして描かれているようで、小美人の存在は、知られていないようです。

前回「モスラ 」で、モスラは「別格」と書きましたが、その理由は、モスラは死すべき怪獣、というところにあると思っています。もちろんゴジラも、何回か(2回?)代替わりしているのですが、モスラのように、「死」ということを感じさせない。(確実なゴジラの「死」を見せたのは、2回だけ?) しかしモスラは、壮絶な戦死を遂げる。しかも、寿命が残り少ないということがわかっているのに、正義のために戦いに赴く。そして「最後の武器」という言葉もまた、悲壮感をあおるんですよね。 生まれたての幼虫も、凶悪なゴジラと勇敢に戦う。やられてもやられても、かわいそうなほど、壮絶な戦いを挑む。 ミニラやベビーとは全く違うんですよね。 やはりモスラは、怪獣キャラというくくりでは表現出来ない、スーパー・スターだと思います。

今作のゴジラは、ホッペがぷるぷる! 名古屋城のお堀にはまってよろけて、お城にぶち当たるのですが、この時ホッペが、ホントにぷるぷる震えるんですyo。で、お堀にはまったことにかんしゃく立てて、名古屋城をめちゃめちゃに破壊してしまいます。 そのほかにも、人間的というか、コミカルな描写があるのですが、この映画では、題名からして「モスラ対ゴジラ」、モスラが主役なんでしょうね。

佐原健二さん、またまた悪役。それも顔面殴られて、鼻血出して、お金抱えて逃げようとするところを、ゴジラにやられます。 やはり、悪者はゴジラにやられる、というのが定番なんですね。 あと、田崎潤さん、今回は新聞社の編集長なんですが、、、似合わねぇ〜、、、

1つだけ。 最初に星由里子さんが発見する「かけら」。あれってず〜っと、モスラの卵のかけらだと思っていたのですが、放射能を帯びているということは、、、ゴジラの表皮の1部?? というのも、現場で卵の調査をしている時には、放射能の話は出てこなかったから。で、干拓地で放射能反応を調べている時に、ゴジラが出てくるでしょ?

このDVDには、、1980年公開の時間短縮盤が入っています。 約15分短いのですが、このフィルムの最後に、映像無しで音楽だけが入っている部分があったということで、その歌が聴けます。 ゴジラの咆哮で始まる、軽快な歌。

この世になぜ 生まれてきた 自由にただ1人 眠っていたのに
誰が俺の 眠りを覚ました 悲しいけれど 生きなきゃならない
地球はこんな 星じゃなかった もっと楽しい ところだったよ
ヘイヘイヘイヘイヘイ〜
ゴジラゴジラ 戦うゴジラ ゴジラゴジラ 向かう(?)ゴジラ
ゴジラのことは誰にも わからないよ うぉ〜
うぉうぉうぉうぉうぉ〜うぉ うぉうぉうぉうぉうぉ〜


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 本多猪四郎監督、田中友幸製作、伊福部昭音楽、円谷英二特撮に加え、関沢新一脚本、主演に宝田明、助演にザ・ピーナッツというゴジラ映画としては平田昭彦を除くほぼベスト・メンバーが出揃った作品となったのが、この『モスラ対ゴジラ』です。
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監督: 本多猪四郎 出演: 宝田明   酒井市郎(毎朝新聞記者)     星由里子   中西純子(毎朝新聞記者)     小泉博   三浦(生物学博士)     ザ・ピーナッツ   小美人  嵐の翌朝、巨大な卵が日本に漂着した。それはモスラの卵だった。卵は見せ...
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この記事へのコメント

猫姫さん;

これ劇場でみました!この当時は「若大将シリーズ」とカップリングじゃなかったかな?こどもながら”すみちゃん”との幸せな将来祈ったこともありましたね(^_^;)

いつからゴジラは正義の味方になったんでしょうか?もちとん「ゴジラの息子」あたりのゴジラの顔はちょい”お間抜け”ですが。

私は「サンダ対ガイラ」で泣きました!
Posted by エイパパ at May 25, 2007 16:06
猫姫さん、こんにちは^^
コメントの乱射、ありがとうございましたm(__)m

「モスラVSゴジラ」、まさにバイブルでんなぁ^^
「すみちゃん」は後の酒井和歌子さんがベリベリグッドです^^
ピーナッツはどうしてるんでしょうねぇ???
特に元沢田夫人は(爆)
じゅんとネネはたまにTVに出てるけど(笑)
Posted by cyaz at May 25, 2007 17:57
 この映画は何度も見ていますが、
歌があったとは知りませんでした。
冒頭の壮大な伊福部サウンドが
強烈に印象に残っています。
Posted by モンスターAM at May 25, 2007 18:05
 猫姫様こんばんは。TB入れさせていただきます。
 マハラ〜♪マハラ!モスラ〜♪
文字化けしちゃってますね〜「?」に換わってますな。
 モスラ映画はヴィジュアル的にも音楽的にもメッセージ性をとってもインパクトの強い秀作が多いですね。
 悪のキングギドラと善のモスラの対比、そのなかで存在意義を失うゴジラという構図はゴジラ映画ファンのジレンマかもしれません。もちろんそれぞれ大好きです。ではまた。
Posted by 用心棒 at May 25, 2007 19:42
ゴジラは一体いくつなんだ???
…と、「地球はこんな星じゃなかったよ〜」の
歌詞で思ったり。
Posted by 米蔵 at May 25, 2007 21:14
この頃の「ゴジラ」シリーズは明確な続編というスタンスではなく、前作の流れを踏まえている程度の緩やかな関連性ですよね。
この作品も『キングコング対ゴジラ』の続編的な流れを保ちつつも、『モスラ』の続編風でもあるという作りです。
ですから『モスラ』で成虫と化した個体が、この作品で寿命が尽き、新たな命が芽生えたと解釈するも、
全く独立した映画として楽しむも自由ということなんでしょうね。

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ/東京SOS』は逆に、きちんとした(?)『モスラ』の続編として作られ、
小泉博が同じ役で出てきます。
見比べてみるのも面白いんじゃないでしょうか。
Posted by エクスカリバー at May 25, 2007 21:29
ゴジラの表皮と聞くと、『vsビオランテ』を連想します。
あのときの高島弟はすんげークールな役どころだったのに、今正反対ですなあ
Posted by よろづ屋TOM at May 26, 2007 00:18
 あのほっぺプルプルは宍戸錠をモデルにしたらしいよ(笑)
 名古屋城のシーンはNGなんだけど、リアルなんで残したらしい・・・っていうか、お城壊しちゃったら作り直せないもんね(笑)

 モスラは死んでいくものと生まれてくるものの連綿と繋がる生命の象徴なんだろうね。
Posted by しんちゃん at May 26, 2007 00:26
エイパパ さま、
この映画は、若大将シリーズとの2本立てじゃないです。
この年、若大将シリーズは、1本も作っていないみたい。
で、この映画が、悪役最後らしいですyo。ゴジラ。
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 26, 2007 01:48
cyaz さま、
和歌子さん、せっちゃんですね。
ザ・ピーナッツはどうだか、、、
じゅんとネネ、昨年本物、見ましたyo!
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 26, 2007 01:50
モンスターAM さま、
時間短縮して、1980年に再上映した時、
映画が終わった後に流れたようですね、この歌。
なんだか、気が抜けます、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 26, 2007 01:51
用心棒 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
ゴジラの存在意義、ですか、、、
だから子供の味方になったの?
モスラってねぇ、ホント、すごいですよねぇ、、、
蛾ですよ、蛾。
良くこんなの、考えつきましたね。
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 26, 2007 02:08
米蔵 さま、
ゴジラの出生に関しては、この後、いろんな描かれかたするケド、
結局は恐竜なのよね。
だから、ゴジラが恋しがるのは、
ジュラ紀?白亜紀??
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 26, 2007 02:13
エクスカリバー さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
なるほど、、、東京SOSでは、これ以降の昭和ゴジラとはを、全部無かったものにしているんですね?
そうそう、思い出した、小泉博さん、そうでしたねぇ。
う〜ん、、、おもしろいケド、見る側も、相当マニアックに見ないと、だめですね。
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 26, 2007 02:21
よろづ屋TOM さま、
高島弟といえば、、、
こまわりくん!でしょ?
兄弟で、てか、親子で出ているんですね。
すごいなぁ、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 26, 2007 02:25
しんちゃん さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
宍戸錠、それ、書こうかと思ったんですyo!
てか、あの、足を踏み外したのって、NG? マジ??
中島さん、やりますねぇ、、、
モスラ、深いですねぇ、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 26, 2007 02:28
高島ファミリーも記念的ですが、永島敏行氏もある意味すごいっすよ。
ゴジラと亀と両方出てるし、ゴジラシリーズは三本も出てますからねえ。
彼はほんとうに自衛隊員がよく似合います。

私、世代なのにリアルタイムではゴジラを観てなくて、84年の復活に先駆けてそれまでの東宝特撮を一日三本立てで三日交代で12本?上映したフェスでハマったんです。もお、いい大人でした。
そのせいで、ゴジラ&モスラはやはり反核・平和祈念の象徴として賛同・感動して好きなんですよね。初代ゴジラの時の、あの泣きじゃくる子供の声が忘れられません。
子供の味方のゴジラなんて考えられないッス。
Posted by よろづ屋TOM at May 27, 2007 00:58
>蛾ですよ、蛾。
 外人さんたちはモスバーガーというと「うえ〜!」という顔をよくしたそうです。
 モスって、英語では「蛾」という意味ですからね。「スパイシー・蛾・チーズ・バーガー・プリーズ!」って言えませんなあ。
 「一緒にサラダもいかがですかア!」まさに蛾だ!
Posted by 用心棒 at May 27, 2007 01:22
よろづ屋TOM さま、
永島敏行、両方出演ですか。
ホント、自衛隊、似合いますねぇ。
昭和ゴジラ、今見返すと、正義の味方のほうが、
本数多いんですねぇ。
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 27, 2007 20:23
用心棒 さま、
いぁ、ホントですね。
最初聞いた時、あたしも「蛾」だ!と思ったケド、、、
あたしはモスバーガー、トマト抜きです。
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 27, 2007 20:24
こんにちは。

この映画、懐かしい!この作品と一つ前の記事の『モスラ』は、両方とも昔テレビで見ました。モスラの卵が流れてくる場面とか、お堀で足を踏み外して、腹いせに城をブッ壊しちゃう場面とか、なんとなく覚えてます。

猫姫少佐殿のモスラというキャラクターの解釈に「なるほど〜」と膝を打つものの、しかし一方で「オトコノコ的」な感情としては、どうしてあんな虫に天下のゴジラが負けなきゃならないんだろう、という割り切れない気持ちもあったりして、フクザツです(笑)。
Posted by 杏仁豆腐 at May 28, 2007 11:18
杏仁豆腐 さま、
あはは、、
ゴジラは、成虫には勝っていますが、
幼虫には、勝ったこと無いんですよねぇ。
それはなぜか?!
モスラが、別格だからです!
しかしあの幼虫も、よく見ると、気持ち悪いですよねぇ、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at May 29, 2007 01:01