June 07, 2007

妖星ゴラス 07127

妖星ゴラス GORATH

1962年   本多猪四郎 監督  円谷英二 特技監督  田中友幸 制作  石井歓 音楽
池部良 久保明 水野久美 上原謙 志村喬 坂下文夫 白川由美 平田昭彦 田崎潤 佐原健二 二瓶正也

突如、質量地球の約6000倍に達する黒色矮星「ゴラス」が現れた!

当時の東宝特撮の2大美女、そろい踏み!

のっけからお2人さん、夜の湖で、下着で泳ごうとします。オープンカーのシートで、トップス脱ぎ捨てます! ブラヒモが、エロイ??

怪獣特撮インデックス


確かに水野さんなんか、ニットを完全に脱いでいたのに、次のシーンでは、早業で着ています。 冒頭のこのシークエンス、意味あるの??って感じです、、、 いくら宇宙時代と言っても、自分の父親が宇宙へ出発するって時に、女友達とドライブ。で、誰もいないからって、下着で泳ぐか?? これは、ただただ、お2人のブラヒモを見せるためだけに用意されたのは、明白、、、

時代設定は1980年代。宇宙開発の時代です。土星さえも、開発対象になっています。

JX-1隼号というのは、宇宙大戦争にでてくるロケットと同じ型なんだケド、潜望鏡で外を見るのよねぇ。 今回のこの艇の艦長田崎潤さん、かっこよすぎ。 土星探検の任務途中、突如現れたゴラスに一番近かったため、艦長の独断で任務変更。ゴラス観測に向かうが、ゴラスの強力な引力に引き込まれ、生還の道を絶たれながらも、地球上での観測に大きな誤りがあるため、これを正そうと、命を賭して観測データを送信し続けるJX-1隼。艦長最後のセリフは、感動的ですらある。艦長だけでなく、他のクルーにも、涙を禁じ得ない。 しかしこの英雄的行動に、政治家達の批判が集中。艦長の勝手な判断で、任務も果たさす、国家予算を無駄にしたというのですが、このあたり、今まで見てきた特撮ものとはちょっと違う感じ。 てか、今見ても全然違和感がありません。 艦長のお葬式のシーンでは、特撮モノにはめづらしく、かなりキてしまいます。

とはいえ、やはり古い映画、宇宙開発時代なのに、国連でのプレゼンでは黒板を使ったり、基地内の全景も、パネルに書いた漫画だったり、TV電話のモニターがまぁるい白黒ブラウン管だったり、、、そういうあたりは違和感をぬぐえません。

ストーリーは要するに、地球めがけてやってくる黒色矮星「ゴラス」との衝突を避けるため、地球全体が一丸となって協力し、南極に作ったロケットで地球の軌道を変え、回避するというモノですが、こういったSF、科学的論理展開、特撮部分は当然ながら、ドラマパートがすっごくしっかりしています。 保身に走る政治家、国家間の軋轢、ラブストーリーも。

で、100日間かけて、地球は移動するのですが、ストーリーの展開上、危機が訪れます。 ま、この危機こそ、東宝特撮の面目躍如、と言うところでしょうね。 南極に怪獣が出てきて、ロケットエンジンを破壊します。この怪獣は「マグマ」っていうの??セイウチ怪獣。 この怪獣をやっつけるのもまた、東宝特撮ならでは。 軍隊は出動せずに、科学者だけで退治してしまいます。この時の垂直上昇機は、ウルトラマンに出てくる「ビートル」なんですよねぇ。 で、もう一個、この時に作った地球のミニチュア、未だ健在で、撮影にも使われているそうです、、、

ま、ゴラス接近で、高潮のおそれがあるのに、なんで電車が走っているのかとか、接近するゴラスを吊り下げているピアノ線が映ったりたりしますが、ミニチュア特撮によるディザスター・ムービーの代表作と言えるでしょうね。 水没した日本列島とか、南極の噴射が消えてゆく地球全体の画とか、良いシーンですねぇ。 てか、かなり水没した東京を、東京タワーの上から「観光」するのですが、ま、東京タワーは実際、小高い丘の上なんで、水没を免れたとしても、そこへ行くのに、遊覧船でもでているの?かな??  最後、危機は去ったのですが、これから軌道を元に戻すために、大陸ではない北極に同じようなエンジンを建設しなければならない、というその後の困難を、希望に満ちた描き方をしているのも、良い感じです。

ゴラスというのは、もしかして、、、ゴジラ+モスラのアナグラム??

やっぱり白川さん、お上品! てか、白川さんのおうち、かなりハイソな感じなんだケド、ウイスキーは、ジョニ赤でした、、、

ともあれ、この映画の一番の見所は、水野さんの泡バス入浴シーンでしょうか??


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この記事へのコメント

 なかなか見れる作品だよね(笑)
「逃げる」って言うのが日本らしくってとても好きです(笑)
30数年後・・・「アルマゲドン」や「ディープインパクト」が出ましたが、筋としては「ゴラス」の方が好きだな(笑)

マグマはこの後「ウルトラQ」でトドラになります(爆)
Posted by しんちゃん at June 07, 2007 23:30
妖星って響きがいいですよねえ〜〜。(ノ´∀`*)
昔は惑星って表現の他に『遊星』ってのもあったし。言葉もロマンだな〜

ところで。

昔々、高級ウイスキーといえばジョニ黒でしたね。ジョニ赤は少しだけ庶民寄り。
しかし赤でも今でいえばバランタイン12年、国産では山崎あたりのお値打ち感が…
私の記憶でもJohnnie Walkerの王座は永らく続いてましたよ。
以前の酒税法だとサントリーの角瓶が¥1800、オールド¥2300、リザーブやローヤルとかはたしか¥6000以上はしたような。(記憶ですが)

サザエさんのエピソードで、カツオ君がジョニ黒を割ってしまい、責任を感じて家出。
最後のコマでシルエットのお父さんが「お父さんが悪かった〜!紅茶が入ってたんだよ〜!」てのがありました。

さて、やはり次はぜひとも『地球最後の日』観て欲しいな。そちらも土壇場の人間ドラマが見物ですから。
Posted by よろづ屋TOM at June 08, 2007 00:56
時代背景もあるのですが、
非常に前向きな映画。
珍曲「おいら宇宙のパイロット」は
見終わった後、しばらく耳から
はなれませんでした。
Posted by モンスターAM at June 08, 2007 00:57
特撮好きの方々のコメントはどれも興味深いですね!
読んでるだけで楽しいわ。(*^^*)
Posted by ポン太 at June 08, 2007 11:49
しんちゃん さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
見れる見れる。
いろんなサイドストーリーが、良かったです。
でも記憶喪失だけは、、、
ぁ、そんな事言ったら、ブラヒモ見せも、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 08, 2007 14:44
よろづ屋TOM さま、
えと、、、ゴラスは恒星のなれの果て??
イマイチ良くわからないのですが、、、
でしょ?でしょ? やっぱりジョニ黒が高級ですよねぇ。
その地球最後の日、2008年、リメイクらしいですね。
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 08, 2007 15:13
モンスターAM さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
その歌、まさに珍曲!
でもあたし、全然違和感なくって、良かったと思います。
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 08, 2007 15:17
ポン太 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
てかポン太 さま、こういうの、お嫌い?
あたしはあの、変な歌も、すっごく好きです!
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 08, 2007 15:28
この映画、幼少時、よく家に遊びに来てた知ってるお姉さんに着いて映画館入って、眠くなってすぐに出て来てしまってるので、多分、燃えるように真っ赤だったゴラスが地球に接近する大写しのシーンの印象だけしかありません。2、30分くらいで映画館を出てると思うので。家は斜め前でした。
このお姉さんは多分併映の映画を見るためにオールナイトに入ったのだと思います。私は、別に幼児期からストーカー癖があった訳ではありません(ワガママだったんですね)。
済みません。ヨソサマのトコで。私のはるか記憶をたどり、勝手に思い出に浸るコメントになってしまってまして。猫姫様の内容解説文を読んで、ン十年ぶりにきちんと見てみたいと思いました。後半部が面白そうですね!
石炭を食べる透明の怪獣が空からいっぱい落ちて来るのはこれじゃないですよねえ‥。
あと、僕は白川由美さんよりやはり水野久美さん派です。
Posted by Ken at June 08, 2007 21:33
Ken さま、
そんな夜中に、お姉さんにくっついて、(タダで)入ったの?ですか??
この映画、かなり見れますyo。おもしろいです。
石炭食べる怪獣は、「宇宙大怪獣ドゴラ」です。
「清楚」よりも「官能」ですね。
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 09, 2007 04:57
初めて買った時、LPレコード並みの値段だったWhite Horseがスーパーでジョニ君たちと国産に紛れて安売りされていた時はショックだった…って、酒の話はおいといて。

ゴラスって黒色矮星(いわば太陽の燃えかす?)でしたか。地球が実際に公転軌道を離脱することで予想される壊滅的大災害(はっきりいって天変地異)はともかく、そーゆーとこは結構科学考証してたんですね。
そーいえば地球最後の日、リメイクって聞きましたね。しかしアレ、21世紀の科学考証で本気に作ったらかなり面白いですよ。
ただし、ちゃんとしたSFにできたら、ですけど…スピルバーグ的なのなら、作る前から没です。
Posted by よろづ屋TOM at June 09, 2007 15:42
よろづ屋TOM さま、
そうなんですyo、映画の中で「黒色矮星」と言っています。
でも真っ赤に燃えているんだケドねぇ。
でもなんか、良くわかっていないから、
こういう専門用語みたいなのだけで、騙されている気もします、、、
なんで?なんで?スピルバーグ。
他のことやりたくって、お金稼がないといけないから、
トランスフォーマーとか、マジで作っているようですyo。
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 10, 2007 04:00
燃えかすといっても一応恒星なんで、燃えてていいでしょう。メラメラではないでしょうが…
何億年か経つとガス欠で核反応もなくなり、冷えて固まる…はず。

ウチの太陽なんかがそうなるクチで、これがもちっとでかいと質量の関係から逆にひたすら膨張して、
膨れながら手近な惑星とかをどんどんとりこんで肥り、さらに質量が増えてゆくと、
いずれ自分の重力に絶えられずに最後はすべて中心へ落ち込んでブラックホールとなるそうで。
まあ、最近ちょっと遠ざかってるから最新の天文学では違うかも知れませんが…

スピちゃん科学考証ダメなんで、ファンタジーみたいな何でもアリのネタならいいんですが
原典の『地球〜』はいかにリアルにこしらえるかが作品のキモなので。
私は気に入ってますけど『宇宙戦争』はコテンコテンでしたでしょ?
嘘もアリですが、ゴジラの“抗核バクテリア”みたいなイカにもありそうなホンマっぽい嘘でないと。
Posted by よろづ屋TOM at June 10, 2007 18:29
よろづ屋TOM さま、
そうそう、それ、
黒色矮星、赤色矮星、白色矮星?ブラックホール、、、
ブラックホールにはなれないケド、質量が異様に大きい?
でも実際には、黒色矮星は目視できないようですね。
あるだろうという星。
スピルバーグ、そうですね。
この人って、未来SF作品、ほとんど無いですね。
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 11, 2007 17:11
子供の頃は「地球を動かす」という発想がバカバカしくて付いていけなかったんですが(苦笑)、今は逆にその豊かなイマジネーションに圧倒されます。
この作品より前にアメリカでは『地球最後の日』が作られていますけれど、地球を逃げ出し接近してくる星に乗り込んじゃって生き延びようとするのと、何とかして難を逃れようとする『ゴラス』とに、両国の国民性が出ているような。
Posted by エクスカリバー at June 17, 2007 10:05
エクスカリバー さま、
あぁ、、、なるほど、、、
地球最後の日って、そういうお話だったんですね?
でも、アメリカの国民性としては、やはり、
アルマゲドンじゃないですか?
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 17, 2007 15:07
歯向かうものはぶっ壊せー!
・・・もありですが、フロンティア精神というか、
未知なる大陸も天体も自分のものにしちゃおう!
・・・というのも、「らしい」と思うんですが。
Posted by エクスカリバー at June 17, 2007 19:08
こんばんは。今頃すみません。
これこれ!ゴラスだったのか〜。私、今までゴメスだと思ってました(笑)昔テレビで見て、すげーなー(物語が)って感心したんですよ。地球をロケット噴射で動かすんですからねえ。でも肝心の中身は流石に今では覚えてなくて、機会があったら見てみたくなりました。
こういう惑星接近物では洋画ですがメテオって映画もありましたよね。これ、DVDになっているのかな?
Posted by REALLIFE at June 17, 2007 21:24
エクスカリバー さま、
ほんとだ、その通りですね。
たとえ先住民がいたとしても、
一番先に見つけた者勝ち?
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 18, 2007 00:25
REALLIFE さま、
ゴメスはリトラと戦った怪獣でしょ!
ゴジラの亜流。
メテオ、ありましたねぇ、、、
メテオ・クラッシュは見たケド、
メテオはまだ、DVDになっていないようですね。
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 18, 2007 00:28