空の大怪獣ラドン 07129
空の大怪獣ラドン Rodan( ! The Flying Monster)
1956年 本多猪四郎 監督 円谷英二 特技監督 田中友幸 制作 伊福部昭 音楽
佐原健二 平田昭彦 白川由美 中谷一郎 小堀明男 中田康子 田島義文 松尾文人 草間璋夫
英題のスペル、間違いではありません。 英語で書くと”RODAN”なんですねぇ。 で、脚本違いの海外版があるようですね。
これは、大怪獣とは言うものの、初期東宝特撮の特徴、おごれる人類、高慢な人間に対する警告というメッセージ性の高い、ウルトラQ系の映画だと思います。 最後、石坂浩二さんのナレーションは流れませんが、あの映像だけで、十分すぎるほど伝わります。
怪獣特撮インデックス
予告編見ていると、白川由美 さんと佐原健二 さん、1957年東宝のホープ、なんですね。佐原健二 さんは1954年デビュー、白川由美 さんは、前年1956年デビュー。
そうそう、ラドンは2頭出てくるんですよねぇ。 で、見ていると、完全につがいでしょ? そうとしか見えない。 この映画、「ゴジラ」「モスラ」とは違って、悲壮感溢れる映画です。 ラストで、人類を代表して、白川さんが涙します。
年代的には「ゴジラ」「ゴジラの逆襲」の次。 で、この映画から? カラーになっています。でもこのDVD、画面がTVサイズなんですよねぇ、、、劇場版も??
九州のとある炭坑で、大昔に絶滅したはずの大型トンボのヤゴ(メガノドン?)、が出現。原水爆実験の影響で蘇ったのではないか、と言うセリフが出てきます。 炭坑で働く人たちが、みんな一緒に暮らしている長屋、なんて言うんだっけ? その長屋に巨大ヤゴが現れます。白川さんも、お兄さんと一緒にここで暮らしているんだケド、似合いません、、、いぁ、偏見、差別じゃないですyo。でも、はっきり言って、掃き溜めに鶴。どこにいても、上品さは隠せませんねぇ、、、 このヤゴスーツ、モスラの幼虫と同じような感じなんだケド、お尻の動き、揺れ方がリアルなんですよねぇ。 で、次に、正体不明の飛行物体。当時の空自、F86セイバー では、とても追いつけない早さ。 ぁ、ちなみにミリオタなあたしは、このセイバーと、コルセアIIが好き。プロペラ機なら、コルセア と雷電 。あは、、、
正体不明の飛行物体はラドンです。ラドンという名前は、博士役の平田さんがプテラノドンの説明をしているとき、突然プテラノドンを略して「ラドン」と言うんです。あと、ソニックブームのこと、「ソウニックブーム」と言っていました、、、特撮のハイライトは、五島列島?橋が架かっている海峡に墜落するシーンでしょ。 セイバーに撃墜されたかのように海峡の海に墜落するラドン。しかし、橋の下をくぐって、再び海から飛び出す。 このあたりのミニチュアは、見ていてワクワクしますよねぇ。で、このシーンの合成。空撮の実写の中に、ラドンが沈んだところだけ、合成で(?)海面が渦巻いているんです。 あと、この映画の、セイバーの飛行シーンは美しいです。実写との合成ですが、飛んでいる!って感じが、良くでています。 このあと福岡に降り立って暴れまくりますが、ビルを飛び越える時、ジャンプの高さが足りなくて、足が当たってつまづくような感じのシーン、印象的です。 ついでに書くと、この時の陸自の主力戦車は、M-41 かしら?
結局、人類の身勝手な行為のために、安らかな眠りから、無理矢理目覚めさせられたラドン。 しかし、人類にとっては、ラドンが普通に飛ぶだけで驚異。 阿蘇の火口に、ひっそりと隠れているラドン夫婦を、持てる火器総動員で攻撃します。そして阿蘇の誘発。 ラストは、1頭が傷ついて、溶岩流に墜落します。そしてもう1頭は、、、自ら寄り添うように舞い降りて、2頭重なって果ててゆく、、、 白川さんが、全人類に成り代わって、燃え尽きてゆくラドン達に、謝罪の念と、過ちは繰り返さないと言う誓いを込めて、涙します、、、
Posted by nekohimeja at 03:28
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やっとDVDが安くなったので買っちゃいました(^^;
それでも税込み4725円って高いんだけどね。
空の大怪獣 ラドン (1956) 82分【極私的映画論+α】at June 11, 2007 11:38
54年東宝作。と来れば近日見たばかりの「三丁目の夕日」とどうしても比較してしま
№271 空の大怪獣ラドン【回転!揺りイス固め】at June 11, 2007 12:07
のちの、明るさすら漂うゴジラ対決物とは一線を画する重々しい雰囲気が充満し、カラーなのに、まるでモノクロのような色彩が画面を覆う、シリアス路線を突き進んでいった、東宝怪獣映画の第三弾が『空の大怪獣 ラドン』です。
このラドン、いわば人間の身勝手によって葬り去られたわけで、ゴジラとはまた違った視点から私たちに警告を発した作品でした。
これ泣けます・・・ほんとですよ!
空の大怪獣 ラドン ( 1956 / 日本 )【くんだらの部屋】at June 11, 2007 20:37
ゴジラ、アンギラスに続いて東宝が送る第三の怪獣は、空の大怪獣ラドン! 初の総天然色の怪獣映画だ。
この作品を怪獣映画のベストに推す声は多いと聞く。
前半のメガヌロンが出てくるあたりのサスペンスの盛り上げ、後半のラドンの猛威を表現するミニチュア・ワークの素...
『空の大怪獣ラドン』(1956)【【徒然なるままに・・・】】at June 11, 2007 23:43
空の大怪獣 ラドン本多猪四郎 佐原健二 平田昭彦 東宝 2007-01-26 謎の大ヤゴの蠢き!空飛ぶ戦艦の襲来!火口より生まれし地球を蹂躙する紅蓮の怪鳥の影。空飛ぶラドンの席捲に九州全土は壊滅する...
空の大怪獣ラドン (昭和31年・1956)【Godzilla and Other Assorted Fantastic Monsters】at June 12, 2007 10:42
ゴジラ、アンギラスに続いて東宝が送る第三の怪獣は、空の大怪獣ラドン! 初の総天然色の怪獣映画だ。
この作品を怪獣映画のベストに推す声は多いと聞く。
前半のメガヌロンが出てくるあたりのサスペンスの盛り上げ、後半のラドンの猛威を表現するミニチュア・ワークの素...
『空の大怪獣ラドン』(1956)【【徒然なるままに・・・】】at July 13, 2007 22:38
この記事へのコメント
シネマスコープになる前はこのTVサイズばかりでした。
画面比4対3で、デラックスサイズっていうんです。
今の映画でも、このデラックスサイズで撮影しておいて、上下をマスクしてビスタサイズに変えているのも多いよ。
今はソフト化するときには映画館と同じサイズでソフト化されているけど、10数年前まではオリジナルのデラックスサイズでソフト化されている作品はたくさんありました。
「フラガール」「青春の門」「幸福の黄色いハンカチ」などでもお馴染みのあの長屋は通称「炭住」です。炭鉱住宅なのかな?
子供の時に見て泣いた覚えがあります。
ラドンは>プテラノドン。。だったんですか。そこまでは覚えてなかったうえに温泉と関係あるのかと思ってました。
さすがに生まれる前のことではありますが、
天神の町に行くたびに「あ、この辺ラドンに壊されたんだ」
とふと思ってしまいます。
ガメラは天神をはずれましたからね。
当時の世相が偲ばれる貴重なセットが
素晴らしいです。
「RODAN」(ローダン)という曲を
「T-SQUEARE」
というバンドが演奏しています。
伊福部音楽とは無関係ですが、
コンサートでは盛り上がる一曲になっています。
しんちゃん さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
炭住か、、、てか、やっぱりその記事に、反応していましたね。
メガヌロンか。
でも最近の映画って、ほとんどビスタサイズですよねぇ。
迫力無いなぁ、、、
三五子 さま、
この映画、絶対にかわいそうですよねぇ、、、
1頭じゃなくって2頭だったんだ、、、
そうなんですyo、プテラノドンの略、、、
何の説明もなしに、突然略して言い出します。
あたしもラドン温泉=ラドンですねぇ。
モンスターAM さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
確かスペースゴジラも、福岡じゃなかったですか?
その曲、もしかして「ラドン」の曲??
聞いてみたいなぁ。
T-SQUEAREは日本のフュージョンの
第一人者で、その代表的アルバムの一つ
「アドベンチャー」の5曲目に収録されています。
セルフカバーやライブ版もあるので
お間違えないように。
私、ライブで何回も聞いてまして、
勿論ローダンが流れるときは総立ちでした。
(続き)
あ、勿論この曲のモチーフはラドンですよ。
メンバーの伊東たけしさんのソロアルバムには
GODZILLAという曲もあります。
モンスターAM さま、
T-SQUEARE って、昔のフジTV、F1のテーマやってたバンドでしょ?
ホントにラドンなんですね。
1度聞いてみます。
猫姫様、こんばんは。TBとコメントをありがとうございました。
>フジTV、F1
そうですね!たしかタイトルは『TRUTH』だったと記憶しております。昨日のカナダGPでは新星ハミルトンが初優勝を飾りました。
哀愁溢れる、そして愛が溢れるラスト・シーンなどの大人の演出は後続の作品にはなくなってしまいましたね。残念です。
ではまた。
姫様、かなり、ヲタクな方だったのですね……。
いや、そう思っていましたけれど、いやはや、感服いたしました次第で御座居ます。
用心棒 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
あは、、F1、最近、興味ないなぁ、、、
セナとともに、逝ってしまった感じです、、、
ですね、これ以降の作品。
フランケンシュタインを除いては?
ホリゑ さま、
え??知らなかった??
だってだって、、、
富士総合火力演習行くくらいですから、、、
ラドンは見てないですねえ。
ゴジラもゴジラの逆襲も、多分、TVでやってた放送で見てるんですけど、ラドンは見てなかったんで、この記事、読んで初めてストーリー知って、オドロキです。
ラドンが二匹居たなんて!
僕がラドンを初めて見たのは、キングギドラが地球を初襲撃したときですね。
ラドンの二匹も猫姫様のミリオタ(!)も僕的に大きなトリビアでした。
怪獣特撮は対戦ものよりも一匹(一頭?)ものの方が、物語精度が高そうですね。
つがい…そーなんですよ、東宝特撮でちゃんと“種(しゅ)”や捕食する生き物として描かれた怪獣はラドンだけでは?
それに福岡の再現がフツーじゃなかったでしょ。あの技術は伝説ですよ。CGでは絶対に出ない存在感です。
しかも、初代のゴジラやフラバラのように、最初は謎から始まるじゃないですか。しかも出てきた怪獣は実はラドンのエサにすぎないというスケールアップがたまりません。
ウルトラQもそうですが、謎の怪事件→深まる謎→ついに出現→全面対決…というオールド・スリラーのセオリーを踏むのが一番ワクワクしてしまう…
私ねえ、いまだに高い高い空をはるかに横切ってゆく自衛隊音速機のなが〜〜〜い飛行機雲を見ると、ラドンのあの曲がアタマの中に流れるんですよ。
Ken さま、
>キングギドラが地球を初襲撃
これももう、見ています。記事書くだけ、、、
>物語精度が高そう
ですね。
戦うだけじゃなくって、お話しがしっかりしていますねぇ。
これなんかほんと、かわいそうでかわいそうで、、、
よろづ屋TOM さま、
でもやっぱり、知らないところだからねぇ、、、博多。
身近なところだと、もっと違った見方してしまうんでしょうね。
あの巨大ヤゴにも、立派な意味があるんですね。
≫身近なところだと、もっと違った見方してしまうんでしょうね。
確かに。ゴジラが京橋でスーパー1と対決したシーンは楽しかったですもん。
友人が以前、特撮で潰された元ネタ&ロケ地めぐりってのをしてましたねえ。
もうすぐ取り壊される『大阪タワー(ウルトラマンのゴモラの回に使用)』とか、
伊豆の方にあるボール型温室(これもウルトラマン、グリーンモンスの回)ななど。
京都の駅ビルも亀さんの大きさを実感できること(だけ)が楽しい建物ですね。
≫あの巨大ヤゴにも、立派な意味があるんですね
虫は大嫌いですが、羽化したメガヌロンの大群は見てみたかったなあ。
よろづ屋TOM さま、
身方、修正させて頂きました、、、
これ読んだ??あたしも行っています!
http://nekohimeja.livedoor.biz/archives/50713718.html
ロケ地巡りは、楽しい!!
ほんとですねぇ、トンボ、飛ばしたら良かったのにねぇ、、
大群だったら、ラドンと勝負出来たかも。
でもそうなると、対戦モノになってしまう??
子供のときに映画館で見ました。あの当時の怪獣映画にしては空を飛ぶし翼が強そうで・・・
最後に阿蘇山の溶岩に墜落していく姿はまだ覚えています。怪獣の夫婦愛に涙しました・・・
20歳になるまで大室山のサボテン公園のヒドラがラドンだと思っていました。・・・似ていると思いませんか?
特撮もだんだん進歩していった時代だったのに水の大きさだけは駄目でしたね。特に波のシーンは・・・今はCGで色々出来るのに内容は昔の方が良かった気がします
猫姫様、こんばんは。
>セナ
たしかに1994年5月1日に、サンマリノのイモラでセナが亡くなってからはほとんど中継を観なくなりました。しかしもうあれから13年経つんですなあ。
ふつうの人は五月一日といえばメーデーですが、セナプロ世代にはセナの命日ですね。ではまた。
なおこん さま、
ヒドラ発見!
ウルトラマンに出てきた、って書いてありますね。
波ねぇ、、波まで、ミニチュアになりませんからねぇ、、、
でも、この前見た「日本誕生」の海のシーンは、
出来がよかったです。
用心棒 さま、
え〜?? 13年にもなるの?ですか??
あの場面は、TV見ていました、、、
猫姫様、こんばんは。
ラドンの話をしなければならないのに脱線ばかりしてしまい申し訳ありません。
ハミルトンはスーパー・ルーキーでして、デビュー戦からたしか六回?連続表彰台に上り続ける化け物です。
まだ四位以下が一度もなく、リタイアもないとんでもないヤツです。是非一度ご覧ください。あの華やかな世界に戻れるかもしれませんよ。ではまた。
用心棒 さま、
うわぁ〜、、ホント、すごいヤツですね。
全然見てないので、知りませんでした、、、
あたしの一番鮮明な記憶は、イギリスで、ホンダエンジンが1.2.3.4フィニッシュしたとき。あは、、、
中島選手の鈴鹿ラストランは、見に行きました!
メガヌロンの件だけで、一本の映画が出来てしまいそうですね。
というか、50年代60年代のアメリカのモンスター・ムービーには、こんな雰囲気の作品がゴロゴロしているような。
しかし後にこのメガヌロンが成長して巨大化し、ゴジラと対決するとは思わなんだ(苦笑)。
エクスカリバー さま、
え?!成長って、、、
やっぱりモスラ?ですか??
いえいえ(苦笑)。
『ゴジラ×メガギラス/G消滅作戦』に出てくるメガギラスは、メガヌロンが成長してメガニューラになり、更なる進化を遂げた姿、ということになっているのです。
興行成績は悪かったのですが、作品自体はなかなか面白くまとまっていると思いますので、機会があればどうぞ。
エクスカリバー さま、
いぁそれも、見てます、、、
そうですか、、、って、どんなのか、忘れているんですケド、、、
ファイアーラドンとベビーが出てきた時のね?ちがうか、、、
でも小さいのがいっぱいでしょ?あれってガメラのレギオンみたいな感じ。
もうかなり忘れていると言うことは、見頃、ということですね。
えーと、それは『ゴジラVSメカゴジラ』・・・。
エクスカリバー さま、
あ、そうか、、、
でもメガギラスのメガニューラは、わかりました。
一応東宝特撮、最初から順番にいっているのですが、
新しいのもかなり忘れているから、見るのが楽しみ!
画面比4対3で、デラックスサイズっていうんです。
今の映画でも、このデラックスサイズで撮影しておいて、上下をマスクしてビスタサイズに変えているのも多いよ。
今はソフト化するときには映画館と同じサイズでソフト化されているけど、10数年前まではオリジナルのデラックスサイズでソフト化されている作品はたくさんありました。
「フラガール」「青春の門」「幸福の黄色いハンカチ」などでもお馴染みのあの長屋は通称「炭住」です。炭鉱住宅なのかな?