June 25, 2007

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 07142

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン Gamera vs. Barugon

1966年   田中重雄 監督  湯浅憲明 特撮監督
本郷功次郎 江波杏子 早川雄三 藤岡琢也 夏木章 藤山浩二 

昭和41年。東宝では、サンダ対ガイラ、エビラの年ですが、大映ではこれだけじゃなくって、大魔神シリーズ一挙3作の年。それ以上に、「ウルトラQ」「ウルトラマン」放映の年です。

冒頭、前作「大怪獣ガメラ 」のおさらいです。完全続編なんですね。ナレーションは若山弦蔵 さん。今作から、カラーです。

火星に向かって順調に飛行していた宇宙船に、突然隕石が衝突!!ガメラは解放され、エネルギー源を求めるのですが、冒頭から、前作ではアニメでしか表現できなかった回転飛行するミニチュアガメラが出てきます。で、まぁ、よりによって、黒部ダムの発電所へ、、、この特撮シーンは、なかなかですが、その後赤道付近の活火山へ、、、最初から火山へ行った方が、良いと思うんだケドなぁ、、、

怪獣特撮 etc.インデックス


大人の映画って?? ま、今回は、子供はぜんぜん出てこないんですよねぇ。 どちらかというと、怪獣特撮ではあるケド、ギャングもの?ラブストーリー?でもある、ということ?

戦時中、捕虜になったときに、ニューギニアのジャングルの洞窟に隠したという「オパール」を取りに行くと言うところから始まります。 てかあれ、オパールに見えないんですケド、、、どう見ても琥珀?? で、実はこれが、宝石でも何でもなくって、バルゴンの卵。医療機器の赤外線が当たってしまったことから、異常成長を遂げた「奇形」バルゴンが、日本で暴れ回る!

Wiki にも書いてあるケド、「土人」っていう言葉、久々に耳にしました。 江波杏子さんは、その土人の娘、つまり、日本語ペラペラのニューギニア人。

えと、、、公称、バルゴンの身長(?)80mなんです。でも、神戸に上陸したときにポートタワー(108m)を倒すのですが、このとき比較すると、あきらかに150mくらいはありそう、、、で、この怪獣、超能力で、遠方からの攻撃を察知して、虹状の殺人虹光線(ウルトラ7色光線ともいう)で、すべてのものを消滅させてしまいます。あるものを除いて、、、てか、、、そのあたりの地面も草も、全部消滅していないんですケドね、、、

この殺人虹光線のエネルギーに吸い寄せられるように飛来したガメラと、大阪城で第1ラウンド。 初期のガメラは、後肢2本のみの噴射で、直線的に飛ぶという技を身につけていないんですyo。だから着地は、いつも落下する感じ、、、バルゴンの主武器は、30mも伸びる長い舌の先から出す冷凍液(ガスのように見えますが、特典の図解には液と書いてあります)。 寒さに弱いガメラは、あっさり冷凍されて敗退。

バルゴンの災いから日本を救おうと、ニューギニアから来日した江波さんと、実はバルゴンの卵を宝石だと思って略奪した一味の1人本郷さん、この2人が自衛隊に加わって、対バルゴン作戦を考えます。 ジープを使って、ダイヤモンドの光でバルゴンを誘導するなんて決死の作戦さえ、この2人と博士が実行部隊です。

バルゴンは水に弱いので、最終的には琵琶湖に沈める作戦がとられるのですが、うまくいきません。すんでの所で、たった1人の悪いヤツに、肝心のダイヤモンドを強奪されてしまいます。自衛隊の作戦が、たった1人のギャングのせいで失敗するなんて、、、

バルゴンの殺人虹光線は、どうやら鏡には、反射されて効かないようなので、パラボラアンテナに鏡を張って、殺人光線を反射、バルゴンに命中させようという作戦の時のセット、、、なんか、すっごく小さいんですケド、、、

結局、正義の味方ガメラが現れて、リベンジ! 琵琶湖の中へ、バルゴンを引きずり込みます。バルゴンは皮膚が溶けて、紫色の血を流し、絶命。 ガメラは、もはや驚異ではないので、悠々と、どこかへ飛んでいきます。

お話のスケールが小さい、、、やっぱり、だめだ、、、てかバルゴンも、おめめパッチリでかわいすぎ! 下手に黒く入れた、だるまさんの目、なのよねぇ、、、

そか、、、2作目はギャオスだと思っていたのですが、これなのね。


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この記事へのコメント

ガメラシリーズって、脚本そのものがオコサマ向け的なチャチさでしんどいんですが、姫少佐の解説を改めて読んでみて気づきました。
怪獣のアイデアや武器の破天荒さは他の追随を許しませんねえ。

だって、カメがロケット噴射で、しかも回転して飛ぶなんて!
シッポから虹を出してなにもかも破壊する怪獣なんて!
のどの骨が音叉になっていて、超音波のメスになってるなんて!
宇宙からイカが飛んでくるとか(あれ?これは違ったかな)頭が斧になってるとか、横の穴から十方手裏剣が出るなんて!

誰がこんなとんでもないアイデアが出せるでしょうか。
もお、「宇宙ではどんなことでもありうるのよ、鉄郎」状態。
すごいぞ、ガメラ。(ノ´∀`*)/
Posted by よろづ屋TOM at June 25, 2007 03:51
腹打ちですよ。あれは!
あれだけで相当ダメージくらってますよね〜(笑)。
やっぱり昭和ガメラは、対ギャオス、対ギロン(お笑い大賞)の二つで決まりでしょ!

Posted by ポン太 at June 25, 2007 15:17
よろづ屋TOM さま、
ほめてるの?けなしてるの??
このガメラのDVDには、特典として、各怪獣の解剖図みたいなのが載っているんですyo。
これ見ていると、、、何とも、、、
普通の常識じゃ、あり得なくって、恥ずかしくって、、、
ちょっと書けませんyo、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 26, 2007 01:32
ポン太 さま、
腹打ち、ですね、、、
何かの陰に隠れるようにして着地するのですが、
絶対にバウンドしていますよね。
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 26, 2007 01:37
 毎度お世話になっております。

力の限り、「子供向け」を押し通した昭和(湯浅)ガメラ。
全力でヲタクに向かい、その為に亀の存在を否定までした平成(金子)ガメラ。
ファミリームービーを志向した勇者(田崎)ガメラ。

 これほど志向がてんでばらばらなシリーズ(?)も珍しいのではないでしょうか。「カメなのに怪獣」というコンセプトが、ガメラという怪獣に融通無碍な印象を与えている気がします。

 バルゴンを金子テイストでリメイクしたら、結構名作にならないかな?
Posted by ガメラ医師 at June 26, 2007 18:45
ほめてる、ほめてる。(´。`)

だって私なんて杓子定規で頭堅いもの。まず理屈と原理から入ってしまいますから。
“科学では解明できない”事象は、単に現代科学が追いついていないだけだと思ってますし。
怪獣の解剖図、誰が描いてたのか、昔の少年誌(サンデーとかマガジンとか)にはよく載ってましたよ。
いやさ、たしかウルトラマンの解剖図さえ載ってた記憶が…。

でも「恥ずかしくって」って………(´- ω -` )何が描いてあったのカシラ?
私はガメラの歌(マーチ?)が恥ずかしかったなあ。
Posted by よろづ屋TOM at June 27, 2007 01:43
 猫姫様、こんばんは。TBとコメントをありがとうございます。お子様向きに突っ走って行ったのは残念ではありますが、回転飛行の様式美はガメラのみが出せる美の極致だと思います。またゴジラではあまり感じない激闘の痛みが分かるのも大映シリーズの魅力ではないでしょうか。

 それと夢のGXG対決をTBさせていただきます。あくまでも個人的な妄想のお遊びです。お邪魔でしたら、削除してくださって結構です。ではまた。
Posted by 用心棒 at June 27, 2007 23:01
バルゴンもギャオスも見てる筈なんですが、僕は、あんまし印象が無いんですよね。バルゴンて、古代アトランティスの封印された怪物みたいのと記憶してたのですが、そうですか、ジャングルの秘境の秘宝みたいなもの、なんですか。東宝は恐竜の巨大化したもの、とかいう設定が多いですけど、大映は何か、伝奇物語っぽいよーな、魔法の不思議世界みたいな設定ですね。ギャオスは何だったのか、全く憶えてませんが。
ガメラって、宇宙怪獣ですよね?
こういうガメラの対戦ものとかの公開直前には、当時の少年キングとかで巻頭二色刷り口絵で十ページくらい、ガメラとバルゴンの体内とか能力の図解とか、映画の戦闘場面とかの解説とかの特集記事が載っていたのを思い出して、とても懐かしいです。
Posted by Ken at June 28, 2007 00:15
ガメラ医師 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
こんな昔の映画、同じ日に3人も、、、
なんか、すごいですね。
う〜ん、、、あたしはやっぱり、昭和ガメラは、イマイチだ、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 28, 2007 03:48
よろづ屋TOM さま、
ぁ、それは恥ずかしいわ、強いぞガメラ、、、
いぁ、ガメラも凍る冷凍液なのに、自分が凍らないのは、
どう考えてもおかしい、、、
大まじめに、「ウルトラ7色光線とも言う」とか、、、
見ていて恥ずかしくなってきます、、、
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 28, 2007 03:50
用心棒 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
回転飛行するガメラ、はい、美しいですねぇ、、
そうそう、痛みね。それは言えています。
あはは、、本気のシナリオ?ですか??
じっくり読ませていただきます!
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 28, 2007 03:52
Ken さま、
この後は、宇宙怪獣も出てきますね。
でもガメラは、元々は、アトランティスの怪獣という設定なんで、
この時点では、地球まれなんじゃないのかなぁ、、、
そういう解剖図が、DVDの特典にあるんですyo!
Posted by 猫姫少佐現品限り at June 28, 2007 03:55
こんにちは。

まだまだシリアスな路線で若干暗かったようで、あまり子供には受けず、以後子供路線になってしまったようですね。
もっともシリアスとは言っても突っ込みどころ満載でしたが、子供たちはこういう人間ドラマでなんだかんだあるよりも、怪獣激突の方がよかったのでしょうねぇ。

あのラストの虹の演出がよかったです。
こういうのは次作ギャオスでも見られましたが、これで怪獣は死んだと思わせるいい演出ですね。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
Posted by 白くじら at July 01, 2007 14:49
白くじら さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
やはり、完全大人向け怪獣映画というのは、
リスク高すぎますよねぇ、、、
ほんとだ、ラストは、ギャオスと同じですね。
うまい表現ですね。
Posted by 猫姫少佐現品限り at July 02, 2007 06:27