大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 07151
大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
Giant Monster Mid-Air Battle: Gamera vs. Gaos
1967年 湯浅憲明 監督
本郷功次郎 笠原玲子(新人) 丸井太郎 北原義郎 上田吉二郎 蛍雪太朗
主役は? ガメラに乗った少年、えいいち君ですよね、、、
監督インタビューでも仰っていましたが、ガメラシリーズで、一番お金がかかっているとか、、、その通り、ミニチュア撮影は、多かったです。今までなら実写ですませたようなところも、ミニチュアでした。 で、ドラマも特撮も、すべて湯浅監督。
でもねぇ、、、やっぱりゴジラなんかと比べてしまうし、大魔神もすごいし、、、昭和ガメラはどうしても、見劣りしてしまう、、、飛んでるギャオスなんて、ほとんど固まっているし、もちろんガメラだって、回っているだけだし、、、とにかく動きが悪い。それに、ほかのとは比べものにならないほどのおこちゃま映画だし、、、
怪獣特撮 etc.インデックス
明神礁、三宅島雄島(?)が相次いで爆発。 そしてとうとう、富士山までもが、、、この噴火に引き寄せられるように、正義の味方ガメラ飛来! そして富士山麓、高速建設予定地、双子山に怪光線が! ギャオス出現!!
中央道(?)建設予定地の住民は、少しでも多くの立ち退き料をせしめようと、公団と対立する。おこちゃま映画といえども、ちょっとした世相の風刺も取り入れたストーリーです。
ガメラは富士山の火口に消えたが、富士山麓の怪光線は消えません。調査に飛んだヘリも、怪光線に真っ二つ。おまけに墜落現場に死体はなし。 ギャオスの武器は、超音波光線。そして食料は、人間です。 この設定が、日本特撮怪獣映画のキャラの中でも、もっとも残忍な怪獣として、その名を残すことになるんですねぇ。
ギャオスの特徴は、2本の頸椎。胸椎あたりで1つになっていて、正面から見ると「音叉」の形をしている。この振動を利用して、300万サイクルの超音波光線を吐く。もう一つは「消化液」を胸から噴射して、嫌いな炎を消してしまう能力。特典の図解によると、火を消すのに「消火液」ではなく、「消化液」と書いてあります。 さらに!今回初めて知ったのは、、、「圧縮空気袋」という器官があって、足の裏から圧縮空気を噴射して飛ぶ、という事実。ギャオスは、羽ばたかなくても、飛べるんですって!! 皆さん、ご存じでした?? で、まぁ、首の骨が2本あるから、振り向けないのよね。背後のガードが、ガラガラ。&、夜行性で、太陽光、紫外線に弱いのよね。
今回は、ギャオスに食べられそうになったえいいち少年を、身を挺してガメラが助けます。ギャオスの超音波光線で、左腕を切られるんですよねぇ。 やっぱりガメラは、痛いわ。で、あの短い腕で、どうしたらそんなことが出来るのか理解できないんだケド、掴んだえいいち君を背中に乗せて、対策本部がある富士急ハイランドの観覧車の横まで、送ってきます。で、このときの飛行は、四肢から噴射させるのですが、回転せずに飛ぶという技を披露します。
特撮としては、ギャオスの超音波光線で、なんでもすっぱりと切れてしまうところが見所かな? 新幹線の屋根が切れて、オープンになってしまうとか、走っているクルマが縦に真っ二つになるとか。 てか、ボディーは真っ二つになったのに、シャーシは大丈夫で、そのまま走っていくところは、、、ちょっとねぇ、、、
ガメラとギャオス、名古屋での第2ラウンドは、結構すごいです。ギャオスの超音波光線も、ガメラの甲羅には効かない。で、ガメラは、逆さ回転飛行で攻撃しますが、ギャオスの消化液に、四肢の噴射が消火され、名古屋港に墜落。しかし後を追ってきたギャオスの足にかみつき離さない。もうすぐ夜明け、ギャオスの三角形の頭部が危険を知らせて赤く発光。ギャオス絶体絶命!!その時、ギャオスは、ガメラに噛みつかれている自らの足を、自分の超音波光線で切って、飛び去っていった。 ま、ギャオスの足は、再生するんだケドねぇ。
このときの、朝日にあたって苦しそうなギャオスの表情、残されたギャオスの足が、だんだん小さくなっていくことから、太陽光、紫外線に弱いのだという弱点が発見される。
そしてこの映画の、おこちゃま映画たるゆえん、、、
「坊や、さっきからあの怪獣をギャオスと呼んでいるが、その名前は?」
「うん。僕が名前を付けたんだ。鳴き声がギャオーって聞こえるもん。」
「青木博士、動物学見地からあの怪獣は、、」
「ギャオスだyo!!」
「ギャオスは鳥類ですか?は虫類ですか?」
「あんな怪獣は、有史以来現れたことがありません。強いて分類すれば、怪獣類でしょう。」
「ところであの怪獣、いぁ、ギャオスの口から発する光線に関して、、、、」
「ぼうや、ガメラに乗って、目、回らなかったかい?」
「平気だyo、ガメラ、ぐるぐる回らずに飛んでくれたんだもん。」
「ぐるぐる回る?!?! いま良いヒントがあった!ギャオスを1カ所に釘付けにするには、、ぐるぐる回して目まいを起こさせるという手がある!!」
「しかし問題は、ギャオスを載せる丸い台です。」
「今更そんなもんを作る時間はないし、、、」
「・・・・・・・・・・」
「そんならあるじゃない、この上に!」
かくて、回転作戦は開始された。
当時の(今も?)ハイランドホテルの展望レストラン?かな??回転するフロアを利用して、高速回転させることが出来るように改造し、その中心には、人工的な人間の血液の噴水を設置。ギャオスが回転台に止まって血を飲んでいるときに、台を高速回転させて、ギャオスの目を回そうという世紀の大作戦! しかしこの高速回転に変電所が持たず、後一歩のところで回転停止。ギャオスはかろうじて逃げ去る。
ドラマ部分では、立ち退き料を引き上げようとごねている間に、怪獣騒ぎになって、結局高速道路計画も変更されるかもしれなくなって、村長はじめ村人たちは、自分たちの強欲さに気づき始めます。 そして究極の対ギャオス作戦が、えいいち君の口から、、、
「ガメラがくれば、ギャオスをきっとやっつけるyo。 ギャオスはガメラの火炎噴射に弱いんだ。 そうすればおじいちゃんだって(えいいち君のおじいちゃんは立ち退き反対のリーダーである村長)、村の人たちに虐められなくても済むもん。」
「そうね。 でも、ガメラを呼び寄せるわけにはいかないでしょ?」
「山火事を起こせばいいさ。」
「山火事?」
「うん。 ギャオスは火が嫌いだし、反対にガメラは火が好きだし、きっとやってくるyo。 そして、炎で弱くなったギャオスを、きっとガメラがやっつけてくれるyo。」
「うん。 でも、山火事を起こすなんて、大変よ。」
「そんなの簡単じゃないか。うちの山を燃せばいいじゃないか。」
これを聞いていた村長、欲をかいた自分を反省して、自分の山を燃やすことを申し出ます。 ギャオスの消化液で消されても、燃やし続ければいい、、
この作戦で、予想通りガメラ出現。 最初はギャオスの光線も、ガメラなりに機敏に避けますが、やっぱり手も足も頭も尻尾も出ず。ギャオスに、良いようにあしらわれます。しかし、とうとう、ギャオスめがげて投げた岩が、ギャオスの口をふさぎ、一瞬ひるんだギャオスの足下をすくい背後から首に噛みつき。ギャオスの血も、紫だった! 朝日が出てきて弱ったギャオスを、おなかに載せて仰向き飛行。富士山の火口に引きずり込みます。 ギャオスの断末魔、超音波光線が消えてゆく。 そしてガメラは、いずこかへ飛び去った、、、
北極生まれの 大きなからだ
手足を引っ込め 回転ジェット
宇宙の果てまで ひとまたぎ
それゆけ飛び出せやっつけろ
マッハスリーだ 強いぞガ・メ・ラ
この映画はまだ、日月火水ではありません、、、
Posted by nekohimeja at 02:07
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人間が ギャオスを何とかしようと、次々に考え出す作戦が また見ていて実に楽しい。 いつも あともう少し というところで失敗に終わるのも定石ですが、それでもハラハラドキドキしますよね!
それにしても あの“おぼっちゃま”(笑)、ギャオスの弱点を次々に見つけだすあ....
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http://ille.12.dtiblog.com/
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台風襲撃の連休に備えレンタル。
怪獣映画を観に映画館に連れて行ってもらうまでかなりの時間を要してせがみ続けた記憶がありますが、初めて父親に連れて行ってもらった怪獣映画がこの「ガメラ対ギャオス」1967なんですね。
その後本命のゴジラ映画にはなかなか連れて行って...
DVD 「大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス」【Mr.Bation】at July 16, 2007 23:07
☆☆★(5点/10点満点中)
1967年日本映画 監督・湯浅憲明
ネタバレあり
映画評「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」【プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]】at December 28, 2007 14:57
富士火山帯に群発地震が発生、それは怪鳥ギャオスの眠りを覚ました。空を飛び、超音波メスで切り裂き、人を食らうギャオスの出現。しかしそれに呼応するかのようにガメラも飛来! 今、二大怪獣の死闘が始まろうとしていた!!
シリーズの3作目。
主演は前作に引き続い...
『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967)【【徒然なるままに・・・】】at January 09, 2008 23:45
この記事へのコメント
ヽ(ーー)おぃおぃ ストーリー全部書かなくても(笑)おこちゃま映画の割りには残酷だよね。ガメラシリーズの好きな部分は「生物」としての「痛さ」が感じられる所です。とにかく痛いのよねヾ(@^▽^@)ノわはは
お子様映画は言わずもがなですが、次から次へと考え出される“対ギャオス作戦”が面白く、私は楽しめましたね。
いや、ほんと面白かったです。これ!
ギャオスもガメラ映画の中では一番まともな怪獣ですし。もちろんガメラよりもね…(笑)。
>あの短い腕で。。ガメラ見てるとカメって大変。。って思っちゃいんですよね。
しかし怪獣ものってやっぱり人間になんか反省とかしないとこんなだよ!っていうお話なんですよね。
下手な教育よりこうして道徳も子供は覚える、と。
しんちゃん さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
痛いですねぇ、、、
てか、火口の中に入って行くのに、
熱さは感じない、、、
ポン太 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
やっぱりねぇ、、、このころの東宝なら、
着ぐるみがもっと躍動しているのに、、、
やっぱりねぇ、、、イマイチなんですよねぇ。
三五子 さま、
映画を見て良きを知る。
それはあるでしょうケド、、、
この映画では、、、どうかなぁ、、、
僕もえいいち君みたいになりたい!とか言って、
しゃしゃり出てきそう、、、
なんか、一冊絵本を読み終えたような気分になる記事ですにゃあ。
(´▽`) てか、浜村淳式完全ネタバレ解説っつーか。
でもおかげで懐かしかったyo〜〜〜
ガキンチョの頃観たときも、ギャオスのネーミングの理由の所で
何故か主人公をナグってやりたい気分になったことを思い出しました…
それにしても亀映画、怪獣映画で流血は絶対許さなかった円谷英二監督と好対照ですよね。
平成亀2でもレギオンに囓りまくられて緑の血液を振りまきながら飛び去る
シーンで、ヒロインの水野美紀が「これ…ガメラの…血?」って台詞は印象的でしたもの。
こんにちは。小さき勇者たち地上波放映の余波に翻弄されっぱなしのガメラ医師です。とんでもない数のBlogが更新されまして、収集と更新が追いつきません…
対ギャオス。どうしても「空中決戦」のテイストで見てしまいがちですけど、湯浅監督のお考えがもっともよく現れているのではないか、と思われます。
この作品あたりまでは、色々と理屈をつけてますよね、作戦とかに。
失敗した際に、これで相手が学んだから二度と同じ手は通じないとか。
元からリアリティ皆無なわけですが、こういったディティールを大切にするのが
フィクション世界に遊ばせる際には大切な要素でもあります。
ちなみに私は『対バイラス』が好きです!
・・・オープニングだけは(笑)。
久しぶりにいろんな事を思い出せて
楽しかったです。「ギャオス」の名前の由来は
完全に忘れていましたね。
勉強になりました(^^)
よろづ屋TOM さま、
良いでしょ?バレバレ。 思い出せて。
あたしはそのシーンも覚えているケド、
カメラのレンズに直接飛び散る3の方が好き。
てか、ガメラシリーズの中で、一番好きなシーンかも、、、
ガメラ医師 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
子供の頃に見た感想は、どうだったか忘れてしまいましたが、
今はやはり、平成ガメラがあるので、何ともねぇ、、、
いぁ、嫌いじゃないですyo。
エクスカリバー さま、
え〜??
この後見るのが、怖いなぁ、、
モンスターAM さま、
ね〜、良いですよね。 バレバレで。
ストーリー書いたら、思い出せますものね。
おはようございます。
ガメラの中ではもっとも人気のある怪獣の登場ですね。
いろいろな作戦も楽しかったですが、やっぱり目を引くのが超音波光線ですね。スパスパとなんでも真っ二つ!ガメラも緑色の血を流して頑張っていましたが…実際の音波でここで出来るのか!というのが大人になって気づきますが、子供のころじゃ、ただただ興奮していましたね。(^^;
朝日が嫌、首が回らないなどの弱点があったのも設定としてはよかったです。
ギャオスが足の裏から圧縮空気を噴射して飛ぶのは、知りませんでした。
どうりで吊るしているような感じで飛んでいたわけですねぇ。単に特撮かと思っていたのですが、そういう設定があったとは!
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
白くじら さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
手首が切れてしまうというのは、このころのゴジラにはない、
魅力(?)の一つですよねぇ、、、
DVDの特典に、怪獣解剖図解みたいなのがあるんですyo。
圧縮空気を噴射して、ジェット機のように飛ぶ、
もう、奇想天外、、、
>猫姫少佐現品限り様
PONでございます。
TB有難うございました。
TBRさせていただきます。
自分は、ギャオスが自分で切り離した
「足」が翌朝、港湾に浮いていて
港湾作業員が発見するシーンに
リアルを感じます。あれが
「ギャオスの足」だから良かったけど
「人間の死体」だったりしたら、
映画は怪獣映画からそのまま「火サス」に
突入してもおかしくないくらいの
不気味さですよね。
またよろしくお願いいたします。
PON さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
もしも火サスだったら、、、
あのおこちゃまが、名探偵?ですか??