椿三十郎 07216
椿三十郎
2007年 森田芳光 監督 角川春樹 制作総指揮 大島ミチル 音楽 菊島隆三 、小国英雄 、黒澤明 脚本 山本周五郎 原作(日日平安 Peaceful Days)
織田裕二 豊川悦司 松山ケンイチ 林剛史 一太郎 中村玉緒 藤田まこと 小林稔侍 風間杜夫 鈴木杏 佐々木蔵之介
わっ!カラーなんだ!! あたりまえか、、、
2007年、日本を表す漢字は「偽」
コピーと言えば、バンドなんかでは誰もが通る基本。良いお手本をコピーすることによって、自分のテクニックを上げる。
中国では、「パクリ」というのは常識で、そこに罪悪感はない。
スーパーコピーで良いから、誰か、ヴィトンのバッグなんか、プレゼントしてくれないかなぁ、、、
この映画単体での感想、レビューは、無意味です。森田監督も、オリジナルと見比べてもらってこその映画だと、思っているはず。
その昔、日本では、こういう娯楽時代劇というジャンルが多かったのですが、現在では稀少なジャンルよね。同じ時代劇と言っても、史実に基づいたのがほとんどでしょ?あたしは時代劇、好きだけど、興行的には、現代劇、SFものに劣ってしまうのでしょうね。
このリメイクは、このページ そのもの。 明るい、楽しい、おちゃめ、、、
この映画、森田監督にとっては、オリジナルをコピーするという習作ではなく、ましてやパクリでもない。あたしには、黒沢監督に対する、リスペクトを伴う「挑戦」と言う姿勢が見える。しかし、あえて言うなら、この映画は「偽」であり、しかも「スーパーコピー」だと思う。だから、オリジナルを知らない者にとっては、これこそ「本物」、としか思えないのよね。騙されているのも知らずに、、、
ジャズのお話をしますが、その昔、チャーリー・パーカー のアドリブフレーズを完全コピーして、おまけに、そのコピーした同じフレーズを4人で吹くという、「スーパー・サックス 」というバンドがあったのね。このバンドに対しては、当然賛否両論。あたしは賛成でしたが、、、 今回のこのリメイクも、これと似た感じよね。 何しろ脚本が同じなんだから。
あたしは歓迎します。好意を持っています。それは、ちょっと違うケド、「犬神家の一族 」でも思ったこと。こういう映画もあって良いと思う。そして、、、
かなり良かった。 世界のクロサワを相手に、1人相撲かも知れないケド、良く戦ったと思います。セットも、全く同じだったり、時には左右逆だったり、演出にも、監督なりのオリジナリティーを見せていた。でも、映像そのものの迫力は、申し訳ないケド、オリジナルには、遠く及ばなかったと思う。 音楽もね、なんか迫力がない。オリジナルの方がユーモラスなフレーズだったりするのに、迫力があるのよねぇ。
せっかくだから、オリジナルとの対比、しておきます。
椿三十郎 三船敏郎 :織田裕二
織田裕二は、先日TVで堂々と、「オリジナルは見たことなかった」と言ってのけたのよね。もう、映画人としては、信じられない発言。あたし、すっかり幻滅したんだケド、今作では、この「知らないものの強み」が良い方向に出たかも。三船さんのオリジナル椿に翻弄されることなく演じていて、結構良かったと思う。
室戸半兵衛 仲代達矢 :豊川悦司
この役は、どうかなぁ、、、一番差が出ていたと思う。ニヒルさ、凄みを比較すれば、トヨエツは仲代さんの足元にも及ばないケド、、、マヌケさでは、勝っていたかな?? あは、、ごめん、、、
青侍 加山雄三 平田昭彦 田中邦衛 etc :松山ケンイチ 林剛史 一太郎 etc
この連中は、どうでも良いというか、気にならなかったというか、、ということは、良い勝負していた、という事よね。 しかし一太郎って、、、なんでこんな名前つけたの?web 検索しても、出てくるのは JustSystem 一太郎ばかりで、全然 HIT しないのよねぇ。バカじゃないの?
陸田夫人 入江たか子 :中村玉緒
この役はねぇ、、、完全コピーだと思った。玉緒さんがわざとやったのか、監督がそうさせたのか、、、おもしろかったです。
陸田 伊藤雄之助 :藤田まこと
これは、、、藤田さんには申し訳ないケド、伊藤雄之助 さんの圧勝ですよね。あの個性、ルックスには、、、ちょっと太刀打ちできないと思う。
3悪人 志村喬 藤原鎌足 清水将夫 :小林稔侍 風間杜夫 西岡徳馬
この3人に関しては、今作では作りすぎ。落語ですyo。でも、小林稔侍 さんは、めっちゃくちゃよかったと思う。
千鳥 団令子 :鈴木杏
この役は、映画にはそんなに影響のないキャラだと思うケド、鈴木杏 って、なんか、、、ブスだよね。
木村 小林桂樹 :佐々木蔵之介
佐々木蔵之介 、小林桂樹 さんを相手に、良くやったと思う。見劣りしなかった。と言えば、褒め過ぎかな?
こいそ 樋口年子 :木村絵梨
このキャラこそ、あたしがこの映画を好きな要因。椿三十郎をして「武士だ」と言わしめる腰元。このキャラによってこの映画は、最近の「男」に偏った時代劇とは、はっきり一線を画している。 しつこく言うケド、「蝉しぐれ 」や「武士の一分 」のような、男のエゴ丸出しの時代劇じゃなくって、この映画「椿三十郎」は、このキャラのみで、完全な娯楽時代劇になっている。ま、陸田夫人というキャラも、同じなんだケドね。そして今作では、監督が一番「遊んだ」キャラかな? ガッツポーズも良かったですyo。
最後の決闘シーン。
これはねぇ、、、どうだろ?わざわざスローで、もう一回見せるところに、森田監督のクロサワに対するリスペクトを込めたライバル心というようなモノが見えた感じ。 実際にこの剣の達人2人が対決したら、、、たぶん、一生懸命考えたんでしょうね。シミュレーションして。そういうリアルさを感じられた。 対するオリジナルは、かっこよさ優先のように思える。 甲乙つけがたい。
椿三十郎、、、 花ごとボトンと落ちる椿に、花弁をはらはら散らす桜とは、また違った武士道を見たのかも知れない。
Posted by nekohimeja at 01:13
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痛快さは足りないが,
リラックスして入り込める世界観は魅力。
椿三十郎【Akira's VOICE】at December 18, 2007 18:13
「映画の日」活用しました(笑)
椿三十郎 (2007) 119分【極私的映画論+α】at December 18, 2007 22:29
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面白かった!!
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「椿三十郎」劇場にて【xina-shinのぷちシネマレビュー?】at December 25, 2007 22:33
映画館にて「椿三十郎」
黒澤明監督と三船敏郎のコンビが1962年に放った傑作時代劇を森田芳光監督がリメイク。
おはなし:町外れの社殿で、上役の不正の告発の相談をする井坂伊織(松山ケンイチ)ら若侍9人。そこに突然薄汚れた浪人(織田裕二)が現れて、慌てふためく若侍...
映画 【椿三十郎】【ミチの雑記帳】at December 25, 2007 23:49
古式ゆかしい映画の雰囲気を継承しているのかもしれなかった。元になった映画は、観て
椿三十郎【cococo】at December 26, 2007 00:08
☆☆☆☆?? (5段階評価で 4)
12月1日(土・映画の日) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 13:25の回を鑑賞。
黒澤明監督の名作が、どんな感じでリメイクされているのか興味津々でありました(^-^)
『椿三十郎 (2007年)』 ('07初鑑賞140・劇場)【みはいる・BのB】at December 26, 2007 00:09
オリジナルの脚本そのままです。あ、でも「お前メクラか!?」は「どこに目えつけてんだ!?」に変えさせていただきました。
椿三十郎 【監督:森田芳光】【自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ】at December 26, 2007 02:07
オリジナルは未見です。
椿三十郎【映画を観たよ】at December 26, 2007 17:27
313「椿三十郎」(日本)
ある夜、とある社殿で井坂伊織ら9人の若侍が上役の汚職を暴きだそうと密議を行っていた。彼らが言うには汚職の張本人は次席家老黒藤と国許用人竹林。粛清の意見書を伊織の叔父である城代家老睦田に提出するが、受け取ってもらえず、大目付の...
助け人走る【CINECHANの映画感想】at December 27, 2007 01:04
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やっぱりちょっと貫禄不足?~「椿三十郎」~【ペパーミントの魔術師】at December 27, 2007 17:41
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『椿三十郎』(2007)【【徒然なるままに・・・】】at December 29, 2007 10:42
黒澤映画不朽の名作を、オリジナルの脚本をそのままに森田芳光監督でリメイクした痛快時代劇。
監督 森田芳光
原作 山本周五郎
脚本 菊島隆三 、小国英雄 、黒澤明
音楽 大島ミチル
出演 織田裕二/豊川悦司/松山ケンイチ/鈴木杏/佐々木蔵之介/風間杜夫/西岡徳馬
/小林稔...
椿三十郎【to Heart】at December 30, 2007 21:51
黒澤明監督・三船敏郎主演の作品「椿三十郎」を森田芳光監督、織田裕二主演でリメイクしたもの。1962年の黒澤・三船版「椿三十郎」は、とても評判のいい作品と聞いていましたが、実は私は見たことがありません。
元々とても評価の高い作品をわざわざリメイクするというの...
椿三十郎【Yuhiの読書日記+α】at December 31, 2007 12:39
世界のクロサワの代表作「椿三十郎」の森田芳光監督によるリメイクです。 黒澤明監督
「椿三十郎(2007)」オリジナル脚本の完成度を改めて実感【はらやんの映画徒然草】at December 31, 2007 16:34
織田裕二の出演作品・・・合う、合わないがあるんだけどなぁ????????っと・・・猫はいつも微妙なものを感じるのになぜか観にいってしまうんです、、、『椿三十郎』観てきました。ううう、、、テンポが合わないの、、、体に(爆)面白くないわけじゃない・・・とは思うのです
椿三十郎☆独り言【黒猫のうたた寝】at January 01, 2008 00:23
オリジナルは95分、今回のが115分。同じシナリオでなんで20分も長くなるのか。
黒澤はリハーサルを徹底して芝居を凝集させて役者が互いにセリフの尻を食い合うようになってから撮るという。だからオリジナルでは三十郎は若侍たちが考えている程度のことはとっくにお見通しで...
「椿三十郎」【prisoner's BLOG】at January 01, 2008 15:16
黒澤明監督&三船敏郎主演のオリジナルを織田裕二主演で完全リメイクした作品。
角川映画は大風呂敷を広げるのが得意だね・・・
嫌いじゃないけど、こける事もあるので、一週遅れで拝見する事に。
★「椿三十郎」(2007)【ひらりん的映画ブログ】at January 03, 2008 00:03
お正月に映画館に行くのが
最近の恒例になってきました。
今年はこの作品です。
あの黒澤の名作を森田芳光監督がリメイク。
お得な割引券を貰ったのですが、
上映時間がちょっと早い時間。
でも頑張って行くぞ!
とある社殿の中。
井坂伊織をはじめとする9人の若侍...
椿三十郎(2007年公開版)【映画、言いたい放題!】at January 03, 2008 23:51
撮影時に同じホテルに滞在していた(2006/10/21の日記参照)という僅かな縁ではありますが、公開をとっても楽しみにしていた映画でした。オリジナルは未見です。-----原作:山本周五郎監督:森田芳光出演:織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ、佐々木蔵之介、風間杜夫、中...
『椿三十郎』(2007年) ★★★★☆【どっぷりレビュー】at January 05, 2008 12:19
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ある社殿の中で密議をこらす9人の若侍。上役である次席家老・黒藤(小林稔侍)と国許用人・
竹林(風間杜夫)の汚職を暴こうとしていた。粛清を求める意見書は城代家老の睦田(藤田まこと)には
...
「椿三十郎」【心の栄養♪映画と英語のジョーク】at May 30, 2008 18:51
第216回『椿三十郎』 今回紹介する作品は『用心棒』の大ヒットを受けて、黒澤監督が三船敏郎を主役に据えて製作した凄腕の浪人・三十郎が活躍する時代劇『椿三十郎』です。本作品は昨年に森田芳光監督・織田裕二主演でリメイクされ大変話題になりました。ストーリー:「真...
『椿三十郎』この映画を見て!【オン・ザ・ブリッジ】at September 06, 2008 23:44
この記事へのコメント
これはこれでよかったよね。
私は音楽はすごくよかったと思う。
ただ・・・自分の記事でも書いたんだけど、実年齢も15歳くらい違う織田と9人の若侍の年齢差がそんなに感じられなかったなぁ(笑)
台詞回しをゆっくりした分、わかりやすかったと思うし。
予告編で「これぢゃハタチ郎やなあ」と思ったの。全然くたびれてないの。織田君は。
私らを含めて『戦争を知らない子どもたち』(…も、知らない子どもたち、ってフレーズもありますが)は、
人の生死(他殺自殺)に関する芝居はやはりどうしても甘くなる。
こればかりはどうしようもないですね。見た目のリアルさと言うよりも、根底にある死への覚悟や一種の麻痺感覚ですから。
戦後間もない頃の俳優さんの持つ迫力って、そういう所から出てきているんだと思う。
あのシーン、スロー再生しましたか…『ラストサムライ』でもあったけど、それやると勝負がショウになってしまう。
もったいないなあ…
しんちゃん さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
音楽ね。メロディーは良かったんだけど、演奏yo。
まとまりすぎというか上品すぎというか、、、
オリジナルの豪快さというか、荒々しさというか、
それでいてひょうきんな感じもする、みたいなのが、全然なかったyo。
あ〜、、、織田裕二ね。若すぎる感じはあったケド、
ま、30代だもん。あんなモンじゃないの?
よろづ屋TOM さま、
そこね。見た目じゃなくって、実際の年齢を、だいたい知っているから、そんなに違和感なかったです。
生死と迫力、う〜ん、、、よくわからないケド、、、ま、現代人は、死に直面してないですよねぇ。
ラストはね、まさにショウですyo。
あの刀も抜けないほどの接近戦で、いかにして勝負が付くのか、
きっと森田監督、「見せたかった」んだと思います。
TB、コメント、ありがとうございます!
さすが、猫姫さん、昔の映画のことも詳しいんですね。私など、年齢が行っているだけで、昔の映画は、よくわかりません。(泣) この作品もリメイクといのを後から知ったくらいでして。
たしかに、「こいそ」のキャラは、とても印象的でした。一番笑えて、嬉しかったところでもあります。
あかん隊 さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
この映画はねぇ、絶対に比較して見ないといけないと思います。
オリジナルがあってこその映画。
単なるリメイクとは思えません。
あたしは肯定します。
こんにちわー。
対比面白く読みましたー。
そかそか、私は楽しめたことは楽しめたけどやっぱりどうしてもオリジナルが気になりますー。
そして織田さんは「見てない」って言ったんですか。
私にはどうしても「誰か」を意識しているようにしか見えなかったんだけどな・・・。
猫姫少佐現品限り殿、こんばんは。
こちらもTB・コメントありがとうございます。
私もオリジナル観ていなかったので、とりあえず新鮮には感じましたよ。
織田裕二は好きになれないんですが、この作品では、まだ良かったかな?
あたしはトヨエツが「ナンセンス!」って
言い出しはしないかとハラハラ(ノ*゚▽゚)ノってくらい
なんかあの笑顔は室戸というよりは
サウスバウンドのおっちゃんがまだ残ってました。(え)
三船さんが椿を演じたときは実は43で
今の織田裕二と3つか4つしか変わらんかったそうな。
内に荒々しい獣を飼っていると言わしめたあのひとは
やっぱりオーラが違うのかも。
にしても、織田裕二が年より若く見えるなら見えるで
もっと使い方があったろうにと。
確かに知らないもんの強みでないと
あの主役はできませんて。(ノ*゚▽゚)ノ
とぼやきましたが
藤田まことさんのうしろにかかってた掛け軸が
「TRICK」で野際さんが書きそうな言葉だったのと
佐々木蔵之介さんの名(迷)演技でおなかかかえて
笑いましたんでオッケーです〜♪
ななな さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
映画ファンなら、クロサワ、見てください!
織田裕二の演技は、監督の演出じゃないの?
CINECHAN さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
なななんと、、、
オリジナル、見たこと無いの?ですか?
新作に関しては、日本一見ていると思うCINECHAN さまが?
是非見てくださいね!
Ageha さま、
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
このころの平均寿命は?50代?
やっぱり見た目、ほとんど20歳くらい若い感じ?かな??
あたしもオッケーでした。
ひめさま、明けましておめでとうございます!
無理せずにノンビリと続けていってください。
では今年もよろしくお願いいたします!
用心棒 さま、
ここでご挨拶、失礼します。
あけおめ〜!
ことよろ〜!
今年もTBさせて頂きます!
私は音楽はすごくよかったと思う。
ただ・・・自分の記事でも書いたんだけど、実年齢も15歳くらい違う織田と9人の若侍の年齢差がそんなに感じられなかったなぁ(笑)
台詞回しをゆっくりした分、わかりやすかったと思うし。